経済経営系学部は、国立大学（京都、大阪、名古屋、東北、神戸、横浜国立、埼玉）や上智、中央、法政、同志社、日東駒専レベルなどの私立大学で編入試験を実施しています。一般入試に比べて試験時期が分散しており、複数大学の併願がしやすいのが特徴です。試験科目は様々ですが、中ゼミで設置している講座（英語、TOEIC、近代経済学（ミクロ・マクロ）、小論文（経済時事系）、経営学）で大半の大学を受験することができます。経済経営系では、TOEICなどの英語外部スコアを提出させる大学が多いですから、早めの対策がカギです。

法学部編入のメリットは大きく分けて、より偏差値や知名度の高い大学へ進学できることと、将来への選択肢を広げることができるという2点が挙げられます。京都、大阪、名古屋、神戸などの難関国立大学をはじめ、中央や法政、日東駒専レベルの大学などで募集があります。また、北海道大学と法政大学では2年次募集をしているという点も特徴です。
試験科目は、英語に加えて、法学、政治学などの専門科目、小論文形式での論述問題が中心です。中ゼミの講座はそれらすべてに対応しますので、受験対策は万全です。

社会学分野を勉強できる大学の中には、「社会学科」のようにわかりやすい名前がついていない大学がたくさんあります。また、社会学科ではないけれど、社会学を勉強しておけば受験できる大学もたくさんあります。このように、複雑な情報を制して効率よく受験できることが社会学系編入試験の特徴です。
主だった受験校としては、大阪、お茶の水女子、千葉、埼玉、筑波、明治、法政などで、地方公立大学や女子大学もターゲットになります。

人文科学系の編入学試験は、「歴史学、英米文学、哲学などの学科ごとの専門科目と語学のパターン」、「文学部系の小論文と語学」というパターンに大別されます。合否を分けるのは専門科目や小論文ですから、いかに学科の専門論文に対応できるかがカギとなるわけです。
中央ゼミナールには、歴史学、哲学、芸術学、英米文学、日本文学、英語学など人文科学系の専門科目を指導できる教員がそろっていますので、難関国公立の受験から中堅の私立大学まで、受験対策は万全です。

人間のさまざまな心の在り様を研究・勉強するのが心理学です。心理学科では、心の問題について学んだり(臨床心理学)、親子関係や子どもの発達について学んだり(発達心理学)、実に多くの心理学を学びます。またそれだけでなく、心を客観的に捉えるための実験を行う実験実習の授業や、データを統計的に分析するための統計法などの授業もあります。
このように多様な広がりを持つ心理学科に編入するためには、様々な心理学について勉強しておく必要があります。中央ゼミナールでは、心理学を専門とするスタッフが講義や、面接対策、志望理由書の作成などをサポートします。

教育学は、人間の成長発達に関わる諸領域を総合的に追究する学問分野です。もちろん、幼稚園、小学校、中学校、高校の教員養成も重要な柱です。けれども、教育学の対象は学校教育だけではありません。人間に関心がある方なら、どなたでも興味深く学ぶことができる分野です。子どもを対象とした学校教育の分野だけでなく、大人を対象とした生涯教育の分野も教育学の範疇なのです。教育学は多様な学問を背景としています。人間の成長発達に関心がある方は、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

理系の大学編入試験では、学部系統によって出題される科目はさまざまです。工学部系では、英語、数学、物理、学科の専門科目（機械工学、構造力学など）、理学部系では、英語と学科の専門科目（数学科なら数学、生物科なら生物）、農学系では、英語、小論文という具合です。
理系全体の特徴には、英語が外部試験によって代用されることが多い、数学や物理などの基礎科目には大学に入ってから学習する内容が含まれる、などがあります。中ゼミの理系コースでは、英語、TOEIC、数学、物理、生物、化学、情報学、小論文を設置していますから、どの分野にも対応が可能です。

看護師資格保持者（取得見込者含む）は、大学の3年次に編入することによって保健師や助産師などの資格を新たに受験できる場合があります。資格を追加できれば、病院以外の場で活躍する機会も増えるでしょう。大半の入試では、英語、看護学、小論文に加えて面接を課されます。
また、医療系資格を持たない社会人も、小論文と面接を中心とした入試を受験して、医療系大学（看護師、理学療法士、放射線技師、作業療法士、臨床検査技師など）へ入学することができます。
中ゼミでは、筆記試験対策、面接試験対策、志望理由書対策に加え長年蓄えてきた情報を提供することで皆さんを医療系の大学に導きます。