大学編入~筑波、明治、早稲田大学への出願期間、迫る!

 年明けに編入試験を実施する人気大学の出願が迫ってきました。
 まず、年明けの実施がごく少ない国立大学の中で注目されるのが、筑波大学社会・国際学群社会学類です。社会学・法学・政治学・経済学の4専攻が設置されています。出願は1月16日から22日で必着です。試験日は一般入試と同じ2月25,26日で、25日が筆記、26日が面接(全員)です。
 それから私立大学で、まず、明治大学から。明治については以下を読んでいただくと、いろいろ疑問を持たれるのではないかと思いますが、長くなるのでそれはまた明日。
 まず、文学部が1月9日から15日(消印有効、以下同じ)の出願で、3月1日試験。ここは例年欠員募集で募集学科・専攻・年次が年によって異なります。今回は2年次では、演劇学・西洋史学で募集がありません。3年次はもっと厳しくて、英米文学、文芸メディア、アジア史、考古学、地理学、心理社会学科の2専攻、以上で募集がありません。いずれにしても、自分で確認するのが一番でしょう。要項を確認して下さい。明治の要項はこちら
 なお、文学部については受験資格に注意して下さい。2年次は外国語(英語・ドイツ語・フランス語・ロシア語・スペイン語・中国語・朝鮮語・日本語(外国人留学生のみ)の中から2か国語)をそれぞれ2単位以上を含めて30単位以上の修得者又は修得見込者となっています。3年次は外国語(英語・ドイツ語・フランス語・ロシア語・スペイン語・中国語・朝鮮語・日本語(外国人留学生のみ)の中から2か国語)をそれぞれ4単位以上、保健体育科目を2単位以上、を含めて60単位以上の修得者又は修得見込者です。
 次に明治大学の情報コミュニケーション学部ですが、2年次のみの募集です。1月14日から17日の出願で、3月5、6日が試験です。
 さらに明治で国際日本学部。こちらは2年次、3年次ともに募集があります。出願は情報コミュニケーションと同じ1月14日から17日で、試験日は文学部と同じ3月1日です。この学部の場合、出願資格で英語検定試験の基準を満たしていることが求められています。具体的には3年次は、(ア)TOEFLⓇiBT62点以上、(イ)TOEICⓇ640点以上、(ウ)IELTS5.0点以上のいずれかを満たすこと、2年次は(ア)TOEFLⓇiBT58点以上、(イ)TOEICⓇ610点以上、(ウ)IELTS4.5点以上のいずれかを満たすことです。
 加えて明治は理工学部。募集は3年次のみで、出願は1月14日から17日、試験日は文学部は3月1日で、国際日本と同じです。
 明治大学ではこのほか、法学部、農学部でも試験を実施しますが、残念ながら対象は学士(大学卒業者・卒業見込み者)のみです。
 最後に、早稲田大学社会科学部です。1月7日から10日と、出願締め切りが迫っています。幸いなことにここはHPから願書などをダウンロードできます。とは言っても、出願にあたっては在籍大学から書類を入手する必要がありますし、次回説明する志望理由書もあります。今から準備してギリギリと言うところでしょう。大学によっては冬休みに入っていて、書類の入手が難しいところもありそうです。
 それでは明日は、以上の3大学受験にあたっての注意・留意事項について、説明したいと思います。