志望理由書の書き方(中ゼミ流)その1
中ゼミ流志望理由書の書き方を伝授しましょう。普段私が中ゼミ内や学外でのセミナーで話している内容の一部です。
志望理由書は多くの大学編入試験で出願時に要求される書類です。大学によっては自己申告書といったり、志望動機書といったり、呼び方は様々です。分量も、200字程度でいいものもあれば、2000字程度書かなければならない大学もあります。
それらを全部ここで書くのはさすがに無理なので、ここでは800字程度を想定しましょう。型もヒジョーに典型的なものとします。
まず、志望理由書は以下の4つの構成になっているととても分かりやすい文章になります。
- 第1段落:編入学を希望するに至ったきっかけ
- 第2段落:編入学した後にやりたい勉強や研究
- 第3段落:編入学先として●●大学を選んだ理由
- 第4段落:学部卒業後の進路展望
学部によっても、重視すべきポイントは異なりますが、第1段落と第2段落にはふんだんにオリジナリティが必要です。第3段落以降は人と被りそうですしね。。。
そんなことを言われてもなにから始めたらいいかわからないという方は、上に書いた4つを質問として誰かから訊かれたということをイメージしてみてください。
- なんで編入しようと思ったの?
- 編入した後どんなことしたいの?
- なんで、その大学に入りたいの?
- 卒業した後どうするつもり?
親しい友達から尋ねられたという想定をすると、本音が出てきやすいと思います。そうなんです。この段階では本音で全く問題ないのです。とにかく箇条書きでもよいので質問にたくさんの答えを用意してみてください。
例えば、
なんで編入したいの?→今の大学にいたくないから/○○大学に憧れがあって/○○大学に落ちたから/●●に興味が出てきたから/もともと●●がやりたかったけど、今の大学ではできないから/親から国立に行けと言われたから
みたいな感じです。この中に実際に書かないもの(書けないもの)があっても全く問題ありません。まずは自分の中にあるネタを総動員して応えてみてください。
あとは、これを組み立てていくだけです。長くなってしまったので、この後は次回にまわしましょう。