どこ受験しようか?

編入を考えている時点で、多くの方は編入したい大学をなんとなくイメージしているのではないでしょうか。今の大学から離れたい、とにかく法学部に変わりたいなど、具体的な大学をイメージすることなく編入を考える方ももちろんいるでしょう。どちらにせよ、受験する学校を確定していくことは必要になります。

現時点で受験校を確定させる必要はありません。まだ勉強を始めたばかりでしょうから、「自分の学力」と「合格に求められる学力」との差を正確に把握することは難しいでしょうし、はじめから自らの可能性を閉ざしてしまうことにもなります。ただ、受験校を確定させるまでのスケジュール感は持っておいた方がよいと思います。

編入試験の受験のピークは10月、11月ですが、受験するには出願をしなければいけないし、出願をするためには出願書類を準備しておく必要があります。概ね試験日の1か月程度前に出願の締切になると考えると、9月、10月あたりには出願する大学ははっきりさせておく必要が出てきます。しかし、出願の際に必要となるものの中に民間英語試験のスコアが含まれていたならば、必要なスコアを揃えるために、もっと早くから受験校を確定させておかなければいけません。

また、志望理由書の提出が求められる場合には、その準備も必要です。志望理由書は、その大学を志望する理由を書くわけですから、提出する大学に沿った内容でまとめなければいけません。そして、編入後に勉強したいことを書くわけですから、その分野についてある程度勉強しておくことも必要でしょう。そうすると志望理由書を準備するためは、受験校をある程度はっきりさせておく必要がでてきます

どんなに順調に志望理由書の準備が進んでも、1か月程度は必要です。むしろ、受験勉強をしながら、1か月程度で志望理由書が準備できれば上等でしょう。普通は、もっと余裕をもって準備をします。そうすると、遅くとも8月、9月あたりには、受験校の候補を絞っておいた方がよいでしょう。

もちろん、学習の到達目標のイメージを持つためにも、受験しそうな大学の過去問を「眺めておく」ことは有用です。志望校群がなるべく早めに頭にあると具体的な対策に活かせるかもしれません。しかし、志望校は変わるものだし、過去問を解けば合格するわけでもない点には注意しましょう。手段と目的を取り違えないことが大切です。

志望校がはっきりしているならともかく、そうでないなら、志望する大学レベル感、地理的条件、国立私立の別などから、自分が大学に求める条件をはっきりさせておくとでしょう。「入れる大学に入る」は結果論であって、受験校選択の条件ではありません。

また、本命校のみの単願は考えものです。大学入試ほど、編入試験は「確実性」がないからです。上手くいったと思っても、不合格ということはよくあります。練習校、本命校、滑り止めとは言いませんが、多めに受験して合格したところに編入するという感覚の方がよいと思います。もちろん、在籍大学との比較で、そこしか受験するところがないということもありますが。

「候補を広くとって徐々に絞っていく」というスタンスで、可能性を残しつつ、受験校を確定させていくと失敗しない受験校選びになるんじゃないでしょうか。個別のご相談はこちら


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