大学院入試Q&A

大学院全般に関する質問

大学院の現状はどうなっていますか?

これまで、大学院へ行く人のイメージは、研究者、学者、教授を目指す人というものでした。もちろん、大学院が研究者養成機関であることに変わりはないのですが、最近では、実務的な専門知識や技術を身につける機関としての要請も高まり、また、社会人の再教育・スキルアップの場としても期待されています。つまり、大学院という教育機関の有する役割は広がっており、それに伴い、大学院の門戸も非常に広くなっています。

大学院進学者は、学部で専門分野研究をしていた人だけですか?

もちろんそういう方もいらっしゃいますが、必ずしもそうとは限りません。学部での専攻と大学院での専攻が、まったく異なるという方も大勢いらっしゃいますよ。中央ゼミナールのなかでも、学部での専門と大学院での専攻が異なる人の方がむしろ多いかもしれないぐらいです。

大学院の試験は、難しい専門知識がいりますよね?

必ずしもそうではありません。大学院の入試形態は実に多様化が進んでいて、面接だけのAO入試もありますし、外国語の試験がない大学院や、専門科目ではなく小論文でいい大学院、英語の筆記の代わりにTOEICなどのスコアで代替する大学院など、実に多様です。特に、こうした入試の多様化は、早慶上智MARCH理科大などの有名校で広がっていますから、必ずしも深い知識がなくても、広く浅く知識を身につけておけば、十分入試には対応できることがあります。

専門職大学院とは何ですか?

「高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培うことを目的とする」と、文部科学省の専門職大学院設置基準では定められています。つまり、従来のような研究者養成のための大学院ではなく、高度職業人、専門知識のある社会人の育成に特化した大学院ということです。法科大学院、会計大学院、公共政策大学院、などが専門職大学院として存在します。今後、どんどん増えていくことが見込まれます。

専門職大学院の現状について教えてください。

公共政策・公共経営・ガバナンスNPO・ボランティア・MBA・MOT・イノベーションマネジメント・ジャーナリズム・NGO・環境問題・総合政策・税理士・会計士・知的財産・日本語教育・コンピューター・情報系医療・健康など多くの分野があります。例えば、ジャーナリスト養成の大学院などは、早稲田に複数できました。そこで学び、大手マスコミに就職する元中ゼミ生もいます。ある現象を分析するだけではなく、ある現象の問題点を発見して、解決することを目指す実務系大学院が増加中です。実務に直結するため、企業としても即戦力として欲しがることが少なくありません。

専門職大学院を出るとどうなりますか?

もちろん個人差がありますが、専門知識を持った修士卒という付加価値がつくわけですから、就職の道が開かれます。大学院の説明会で、就職のよさを売りにしているところもあります。中央ゼミナールの卒業生の話を伺うと、2年間大学院でいきいきと過ごした人の就職は悪くない、なかなかいい、というのが現状です。

いろいろな大学院があって、何がなんだかわからないんですが。

そうですね。学部よりも、大学院の方が多い学校もあるほどですよね。例えば、東京大学大学院には、総合文化研究科、新領域創成科学研究科、情報学環・学際情報学府、という珍しい名前の大学院がありますし、早稲田でも情報生産システム研究科、アジア太平洋研究科、慶應でも政策・メディア研究科、立教では21世紀社会デザイン研究科、などネーミングからは何がなんだかわからない大学院が多いので、混乱するのも道理だと思います。これらの大学院では、実は、政治、経済、社会学、メディア、文学、語学、などひとつの研究科のなかでいろいろ専攻できるんです。大学院は、激動期で、情報収集が勝敗を左右する時代ですが、大学院入試は、目指している人がそうは多くない試験ですから、あまり本でも出版されていないですし、なかなかいい情報は集まりにくいと思いますが、中央ゼミナールは1995年から総合コースとして大学院入試対策と情報収集に力を注いでいる老舗予備校ですので、みなさんのお役に立てることも多いと思います。

「学際化」ってどういうことですか?

学際というのは、一つの学問分野、専門分野(ディシプリン)の枠にとらわれずに、隣接分野や、他分野の学術的成果をどんどん取り入れ、多くの分野の専門家がコラボレーション(協働)し、相乗効果を生み出そうというアプローチです。人文科学、社会科学、自然科学でそれぞれ学際化が進んでいます。例えば、日本文学研究をやりたいと思っている方がいらしたとしたら、ふつうに日本文学専攻、国文学専攻を受験するでしょうが、その他、表象文化論、比較文化論などの分野でも研究が可能であり、受験の選択肢があるということです。もしも、東京大学大学院で経済学を研究したいとしたら、経済学研究科以外にも、総合文化研究科の相関社会科学、情報学環・学際情報学府、公共政策大学院、などでも研究できるわけです。

従来のような研究者養成の大学院もまだまだ充実していますよね?

はい、もちろんそうです。学問の実学化がいくら進んでも、従来どおりのアカデミックな基礎研究の更なる充実が求められています。中央ゼミナールでも、もちろん従来どおり、研究者志望の方のための支援にも力を入れてゆきます。文学、思想、社会学、経済学、歴史学など、オーソドックスな昔ながらの研究科への合格を勝ち取る中ゼミ生は毎年大勢います。東京大学大学院人文社会系研究科、一橋大学大学院社会学研究科、早稲大学大学院政治学研究科、慶應義塾大学大学院経済学研究科など、オーソドックな大学院への合格実績も多数あります。

大学院入試の実態に関する質問

入試形態はどんな感じになっているのですか?

大きく分けて10のパターンがあります。①語学は二ヶ国語和訳、専門論文、面接、②語学は一ヶ国語和訳、専門論文、面接、③語学はTOEFLやTOEIC必須、専門論文、面接、④語学はTOEFLやTOEIC必須、小論文、面接、⑤語学はTOEFLやTOEIC任意提出、専門論文、面接、⑥語学はTOEFLやTOEIC任意提出、小論文、面接、⑦語学なし、専門論文、面接、⑧語学なし、小論文、面接、⑨面接のみ、⑩学校推薦や自宅で課題を仕上げて提出する入試など。従来は、①②が当たり前でしたが、今では東大一橋早慶上智MARCHなどのいわゆる難関校で、③から⑩が増えています。特に、⑦から⑨の外国語なしも増加中です。これは、社会人だけではなく、普通の大学生も外国語の試験がないということです。大学院受験激動期ですね。受験生各自が自分の得意分野に合わせて受験パターンを選べる時代です。アラカルト入試の時代とでもいえるでしょう。

大学院の入試は、外国語、専門、面接、とは限らないのですね。

はいそうです。従来は、一ヶ国語か二ヶ国語のアカデミックで難解な内容の英文の和訳と、深い知識が求められる専門科目、そして研究計画書に基づいた面接が試験科目でした。しかし、最近は、そうした入試形態の大学院以外に、実務志向の大学院では、英語が必要なかったり、小論文と研究計画書に基づいた面接だけであったり、AO形式で研究内容のプレゼンと質疑応答だけだったり、と入試の多様化が進んでいます。これらの入試形態は、早稲田、慶應、上智、明治、青山学院、立教、中央、法政、東京理科大などで広がっています。東大、一橋でも入試の多様化が進んでいます。

それぞれの受験対策はどうしたらいいですか?

中央ゼミナールでは、おひとりおひとりのニーズをうかがって、併願しやすいパターンをお勧めします。今まで合格した先輩たちはどんな準備をして合格したかを熟知しているスタッフたちが、アドバイスをさせていただくので、焦点が合った省エネの準備ができると思いますよ。

中ゼミの対策に関する質問

外国語はどのような対策ができますか?

中央ゼミナールでは、大学院型の専門英語を和訳するタイプの試験対策講座を数多く設置しています。人文科学系・社会科学系・自然科学系と、各分野に特化した大学院英語講座は、その専門性ゆえになかなか独学や一般的な英語対策では対応できない内容になっています。中央ゼミナールの添削英語は、授業を聞くだけではなく、実際にテスト形式で和訳をしていただき、詳しく赤ペンでチェックし、返却した答案を見ていただきながら、解説を行ないます。解説を聞いて、訳し直して再提出、再々提出もできます。講義を聞くだけの一方通行の講座ではないので、めきめきと実践力が身につきます。

中央ゼミナールではどんなジャンルの研究科に対応可能ですか?

教育学、公共政策・公共経営・ガバナンス、NPO・ボランティア、MBA・MOT・イノベーションマネジメント、ジャーナリズム・メディア論・コミュニケーション論、国際関係・NGO、地域研究、環境問題、相関社会科学・総合政策・総合社会科学など社会科学系学際分野、税理士・会計士、知的財産、法学研究、社会学・カルチュラルスタディーズ、人類学・民俗学、宗教研究、大衆文化・サブカルチャー・ポップカルチャー・音楽社会学、経済学、経営学・商学、社会福祉、政治学、歴史学(政治学・経済史・社会史・文化史・歴史社会学なども)、日本語教育、文学、言語、哲学・思想・美学美術史、表象文化・比較文化など人文科学系学際分野、家政学、コンピューター・情報系、理系・文理融合、医療・健康、などの対策を行なっております。個別に講座を設置した分野や、個別指導になる分野があります。詳しくは、受験校にあわせてご提案させていただきますので、個別にご相談ください。

研究計画書はどのような対策ができますか?

中央ゼミナールの研究計画書コースのセールスポイントは、個別指導の回数が多く、専門分野のスタッフと納得のゆくまで相談しながら完成させることができる点です。また、人によって完成までかかる回数は異なるものですから、受験サポートA・Bコースのように、回数によって異なる料金設定をしていますので、ご自身の状況に合わせてコースを選択することができます。いい研究計画書を提出すると、大学院入試の面接がスムーズに進みますので、研究計画書の作成には力を注ぎましょう。

面接対策もやってくれますか?

中央ゼミナールには多くの学習指導スタッフがおりますので、複数の講師と、本番を想定して様々なバリエーションで面接の練習をしていただけます。

大学院対策の通信講座について教えてください。

中央ゼミナールでは、遠方の方のために、通信教育コースを設けています。外国語、専門、過去問のコース、研究計画書コースなど、多彩な科目を取り揃えています。通信教育の方も、東京大学大学院、京都大学大学院、一橋大学大学院、大阪大学大学院、早稲田大学大学院、慶應義塾大学大学院、上智大学大学院、明治大学大学院、立教大学大学院、立命館大学大学院、などに合格者が出ています。詳しくはパンフレットをご覧下さい。パンフレットの請求はお気軽にどうぞ。

中央ゼミナールの大学院ガイダンスは誰でも行っていいのですか?

はい。参加無料で、退出も自由です。全体会があって、その後、個別の相談タイムとなります。ガイダンスの日程は、 イベント・ガイダンスページでご確認ください。ガイダンスの日程が都合の悪い方は、毎日個別の入学相談を受けつけております。

中央ゼミナールの個別入学相談は誰でも行っていいのですか?

はい。もちろん無料ですし、入学の強要はございません。漠然と大学院進学を考えている方から、明確に受験校が決まっている方まで、どなたでもご予約の上いらっしゃってください。

入学相談の予約はどうしたいいのですか?

中央ゼミナールステップアップサポート(SUS)部、03-3316-9595でご予約ください。相談内容に合わせて、一番ふさわしいスタッフが対応させていただくように手配します。予約なしでも相談は可能ですが、ご予約いただいた方が、よりふさわしい分野のスタッフが対応させていただきます。

大学院コースの種別について教えてください。

中央ゼミナールの大学院コースには、様々な入学の仕方があります。秋入試までの期間みっちりと外国語と専門、小論文、研究計画書などを取っていただける総合コース、通年のコース、外国語だけ取り放題の大学院外国語総合コース、論文だけ取り放題の大学院論文総合コース、研究計画書だけのコースなど、多種多様なコースがあります。おひとりおひとりの受験プランに合わせて、一番合理的なコースをご提案させていただきますので、詳しいことは個別にご相談ください。

学費について教えてください。

中央ゼミナールは、東京都知事認可の学校法人ですので、消費税がかかりません。ほとんどの授業では、講義だけではなく、実際にテスト形式で答案を作成していただき、その答案の詳しい赤ペン指導による添削があり、何度でも再提出できますし、過去問の提出と添削も可能です。それらも授業料に含まれています。また、大学院講座を履修される方には研究計画書や面接の練習、学習相談や進路相談などがセットとして含まれており(入学コースによって回数は異なります)、10年以上に渡って蓄積してきた過去問や、受験情報の閲覧も含まれていますので、内容に比して安いと思います。入学金や学費の詳細は、大学院学費ページでご確認ください。

平日はなかなか通えない社会人への配慮はありますか?

平日夜の講座もありますが、都合がつかない方のために、論文個別指導コースもあります。担当講師と受講生の都合をすり合わせて、お好きな時に学んでいただけます。土日にも講座は多数設置してありますし、研究計画書の個別指導や、面接の練習は土日も可能です。ケースバイケースですので、詳しくは個別にご相談ください。

講座が設置されていない科目でも指導してもらえますか?

中ゼミでは、レギュラーで設置している科目以外にも、個別指導させていただいています。また、小論文の個別指導も可能です。過去問対策にしぼった個別指導も可能です。詳しくは個別にご相談ください。