哲学・歴史・芸術プログラム

知と感性の領域をめぐる学問の世界へ!

「哲学」「歴史」「芸術」研究の現状

「哲学・歴史・芸術」系の研究では、近年研究対象・手法の広がりが顕著です。

「哲学」では時代や地域を超えた問題意識のもとでの研究が進んでいますし、「歴史」においては、従来主流であった政治史や経済史に加え、文化史や生活史なども研究され、またアジア・ヨーロッパといった国民国家の枠を超えたグローバルな視点からの研究も進んでいます。「芸術」系では音楽・美術などの芸術作品だけではなく、政府の文化政策や、ホール・美術館・芸術祭の運営など、芸術を制度の面から研究するアート・マネジメント研究も盛んです。

こうした研究対象・手法の広がりと並行して大学院受験の選択肢も広がっています。これらの分野はもちろん、文学研究科の哲学・史学・芸術系(美学美術史学など)の専攻で勉強することができます。しかしそれ以外にも、言語文化・表象文化・比較文化・地域研究など今日ではさまざまな人文系の学際的な研究科が存在しますので、多様な選択肢の中から自身の希望に合った志望大学院を選ぶことが望ましいでしょう。

本プログラムでは、このような「哲学」「歴史」「芸術」分野の大学院・研究科への対策を実施します。

隣接する「文学」「文化」分野および「言語」分野については、「文学・文化・言語プログラム」をご参照ください。

哲学・歴史・芸術プログラムの紹介

以下では、「哲学」「歴史」「芸術」の大学院について、「ターゲット校」「入学試験の特徴」「中央ゼミナールでの指導の特徴」「履修講座と時間割」「おすすめプラン」の4点から説明していきます。

ターゲット校

大学名:研究科(専攻)/研究科(専攻)

国公立

  • 東京大学大学院:人文社会系/総合文化
  • 一橋大学大学院:言語社会/社会学
  • お茶の水女子大学大学院:人間文化創成科学(比較社会文化)
  • 東京工業大学大学院:環境・社会理工学院
  • 東京外国語大学大学院:大学院総合国際学
  • 東京藝術大学大学院:美術/音楽/映像
  • ほか

私立

  • 早稲田大学大学院:文学/教育学/国際コミュニケーション
  • 慶應義塾大学大学院:文学/政策メディア
  • 上智大学大学院:文学/哲学
  • 国際基督教大学大学院:アーツ・サイエンス
  • 立教大学大学院:文学/異文化コミュニケーション/現代心理学(映像身体学)
  • 明治大学大学院:文学/国際日本学/教養デザイン
  • 青山学院大学大学院:文学/総合文化政策学
  • 法政大学大学院:人文科学/国際文化
  • 中央大学大学院:文学/総合政策
  • 学習院大学大学院:人文科学
  • 津田塾大学大学院:文学
  • 東京女子大学大学院:人間科学
  • 日本女子大学大学院:文学/人間社会(相関文化論)
  • ほか

入学試験の特徴

「哲学・歴史・芸術」系大学院の入学試験は、「外国語」「専門科目」に大別されます。

外国語

英語1科目で受験できる大学院が少なくないですが、東京大学総合文化研究科、人文社会系研究科の多くの専攻、一橋大学言語社会研究科(第1部門・秋季)などでは二か国語が課されます。

また早稲田・慶應・マーチレベルの大学院でも「哲学」、「芸術」系では第二外国語の試験が課されます。多くの大学院では下線部(もしくは全文)日本語訳が出題されますが、大学によっては(例えば東大総合文化など)外国語作文が出題されます。第二外国語は基本的には、研究対象に即した言語を選択することが望ましいです。

専門科目

「哲学・歴史・芸術」系の大学院の専門科目は、

  • ①専門分野についての知識を問う設問(専門用語の語句説明など)
  • ②与えられた課題文やテーマに関する長文論述
  • ③史料読解

に大別されます。

伝統的な文学研究科では①の比重・難度が上がる傾向にあるため(語句の専門性が高い、研究対象と直接関係ない時代・対象についての知識も求められる、など)、その分野の基礎的な知識を幅広く身に付けていないと入試問題に対応できません。

一方、東大総合文化、一橋言語社会など、複数の専門領域を跨いだ学際的な研究が求められる大学院の場合、②の比重が高くなり、知識それ自体よりも、知識の運用能力と深い議論が求められるようになります。もちろん、両者の中間的な試験を行う大学もあります。③は主に日本史および芸術系で出題されることがあります。

中央ゼミナールでの指導

豊富な外国語講座

中央ゼミナールの語学試験対策では、「哲学・歴史・芸術」系を含めた人文科学系に特化した「大学院英語〈人文系〉」「東大対策大学院英語〈人文系〉」が開講されます。また入試傾向に応じて「添削英作文S」を受講することもできます。また必要に応じては英語の基礎的な文法事項を学ぶことのできる授業もあります。

第2外国語に関しては、「ドイツ語講読」、「フランス語講読」、「中国語購読」が設置されます。少人数制のこれらの授業では、参加者のレベルに合ったきめ細やかな指導を受けることができます。

その人にあった専門試験対策

「哲学・歴史・芸術」系の専門試験は、問題傾向によって求められる対策の種類が異なります。語句説明対策としては、その分野の基本的な理論を的確に押さえておくことが求められますし、長文論述の方では蓄積した知識を基に自分自身で深く考察する能力が求められます。中央ゼミナールでは「個別指導コース」をはじめとする各種コースによって、専門分野に即した、そして個々の学生に即した答案作成のサポートを行います。

また研究科によっては、各分野に関する高度に専門的な知識が要求されることもあります。中央ゼミナールでは多くの分野で対応可能なスタッフがおりますので、ご相談ください。

懇切丁寧な研究計画書指導

大学院単科コースでは30分15回(半期)、大学院総合コースでは30分30回(通年)、そして大学院受験サポートコースでは60分10回(三箇月)もしくは60分20回(六箇月)の個別面談を設定しており、充実した研究計画書指導が可能です。

初歩的なところから研究テーマを考えたい人、大学での指導に不安を抱いている人は、ぜひとも入学をご検討ください。

柔軟な進路指導

中央ゼミナールの大きな特徴は、学生一人ひとりの資質と希望に合わせた進路指導が可能なことです。

たとえば「芸術」系を例に挙げると、文学系研究科の美学・美術史系の専攻以外に人文系の学際的な専攻、美大系大学院などさまざまな選択肢があります。東大・京大・早慶等の大学院では基本的に一つの研究対象について複数の研究科が選択肢としてあります。中央ゼミナールでは、隣接分野をはじめとしたさまざまな分野の情報・指導の蓄積を生かし、多様な大学院・研究科が設置されている現状に合った進路指導を行っています。

また、中央ゼミナールには、初学者・他分野出身の学生指導のノウハウがあります。これらの学生の方々の場合、直接大学院に進学するべきか、それとも学士編入でその分野の基礎からみっちり勉強するべきなのか、一長一短あるため判断が難しいところです。中央ゼミナールの場合、併設されている編入コースの講座を受講することで、大学院入試・学士編入試験の両方に対応することが可能です。実際に、大学院志望者が学士編入に切り替えることで、より自らの希望に合った大学(典型的なのは名古屋大学を除く旧帝国大学など)に進学したり、学士編入試験を受けた学生が大学院受験を勧められたりする例があります。「急がば回れ」という言葉のとおり、学士編入によってじっくり専門分野を基礎から学ぶのも一法ですし、学力とこれまでの人生の中で培ってきた問題意識を生かして、高度かつ知的刺激に富んだ大学院の授業に飛び込むこともいいかと思われます。

おすすめプラン

プランA

バランスよく基礎から試験対策したい

英語講座を複数履修しないと不安、第二外国語も勉強したい、専門科目を基礎から学びたい、という方の場合「大学院総合コース」がおすすめです。また、学士入学とのかけもちを考えている方も、基本的には「大学院総合コース」がよいでしょう。

おすすめコース

大学院総合

おすすめ講座

外国語東大対策大学院英語/大学院英語〈人文系〉/TOEFL対策英語長文速読速解/添削英作文S/ドイツ語講読/フランス語講読/中国語講読大学院英語〈人文系〉/東大対策大学院英語/文学部の添削英語/英文・英語系の添削英語/TOEIC・TOEFLのリスニング・グラマー/TOEFL対策英語長文速読速解/添削英作文S/ドイツ語講読/フランス語講読/中国語講読

専門科目<講座履修>西洋史論文講義/哲学論文講義<個別指導>日本史/美術・芸術学分野

プランB

高いレベルの学力を身につけたい

専門科目を集中的に学びたい

英語の学力に不安がない方、専門科目を高いレベルで勉強したい方には、大学院英語と個別指導の組み合わせがおすすめです。卒業論文執筆や教育実習などがあり総合コースでの通学が困難な方も、英語講座を絞り込んで履修することで効率よい勉強が可能です。

おすすめコース

大学院単科

大学院単科+個別指導

おすすめ講座

外国語東大対策大学院英語/大学院英語〈人文系〉/TOEFL対策英語長文速読速解/添削英作文S/ドイツ語講読/フランス語講読/中国語講読

専門科目<講座履修>西洋史論文講義/哲学論文講義<個別指導>日本史/美術・芸術学分野

入学金・授業料

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