大学院の現状

大学を卒業していない方にとっては、大学院という場所は縁遠い印象があると思います。大学院へは大学を卒業しないと進学できない、かつ、大学において優れた学業を修めた人が行くところ、そう思っている方が多いのではないでしょうか。

しかし、実のところ、四年制大学を卒業していない方にも、大学院の門戸は広く開かれているのです。

1990年に文部省(現文部科学省)が大学院の拡充政策を打ち出して以来、大学院は変わりました。定員が増え、多様な人材を受け入れるようになったのです。目的も大学教員や研究職の養成のみならず、高度な知識を持った実務家や、すぐれた教養を持った人材の育成と様変わりしています。

それに伴い、大学院への入学資格も緩和されました。1999年に学校教育法施行規則等が改正され、それぞれの大学院が行う個別の事前審査により、「大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者」で、22歳に達した短期大学、高等専門学校、専修学校・各種学校の卒業者やその他の教育施設修了者等に、大学院受験資格が認められたのです。大学院によっては、大学中退者、高校卒業者まで受け入れています。

事前審査(事前資格審査)とは

大学卒業以外の大学院志望者を対象として、出願期間のおよそ1ヶ月前に設けられる事前資格審査期間において、書類提出や面接などを行い、大学院受験の資格があるかを審査するものです。

この事前審査では、社会人経験や大学院への志望動機、研究テーマなどが総合的に評価され、大学卒業者に匹敵すると判断されパスすれば、大学卒業の学歴(学士)がなくとも、大学院にジャンプアップすることができるのです。

選択肢のひとつとして

たとえば、大学を卒業していない方が、新たに勉学に励もうとしたとき、大学1年からの入学や大学編入だけでなく、大学院入試が選択肢に含まれるのです。

このような選択肢が存在することは、意外と一般には知られていません。しかし、情報とそれに基づく適切な指導が可能な中央ゼミナールからは、これまでに100名を優に超える非大卒者が、人気の大学院に進学しています。

学びたいこと、研究したいことがあるのなら、学歴を気にせず、大学院進学を検討してみませんか?

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大学院進学.10のメリット

ここでは、大学一年次入学や、短大などを卒業した方が受験できる大学編入と比較した場合の、大学院進学のメリットは何か、説明していきたいと思います。

POINT.01

自分の関心事にピンポイントに取り組むことができる。学術的な研究はもちろん、たとえば、ブランド・マーケティング、中小企業の生き残り戦略、まちづくり、子育て支援、不動産ビジネス、NPOなど、大きな社会問題から意外に身近なことまで研究対象は多彩。

POINT.02

2年間で修了できる。かつ、大学学部よりも修了に必要な授業履修数(単位数)が少ない(大学卒業に必要な最低単位数は4年間で124単位、大学院は2年間で31単位)。

POINT.03

社会人に向けて設置された夜間大学院であれば、平日夜間と土曜日だけ進学すればよいため、仕事との両立が容易。平日昼間に通学する大学院でも、実際に通学するのは週に3日程度。

POINT.04

長期履修制度を取り入れる大学院もあり、2年分の学費で3年間通学(単位取得)可能。

POINT.05

社会人を意識して設置された研究科には、社会人学生が多く在籍している。異業種の経験者や、さまざまな年代・立場の人との交流から刺激を受け、視野を広げることができる。

POINT.06

研究科によっては、定員数も多く設置されており、かつ、年に何回も試験を実施しているため、思い立ったときに受験ができる。

POINT.07

社会人の受け入れに積極的な大学院では、筆記試験に英語がないケースや、そもそも筆記試験がなく書類提出と面接のみというケースがある。有名私立大学院を含めて、このような大学院はかなり存在するため、大学院一般入試では難易度の高い有名大学に、少ない負担で進学することができる。

POINT.08

大学院で修士号を取得することにより、自身の社会的評価を高めることができ、修了後の選択肢が広がる。

POINT.09

大学院においては、英語が必修ではない研究科も存在するため、英語がどうしても苦手な方は、英語の受験・履修を避けることができる。

POINT.10

修士論文として、自分の研究成果をまとめることができる。学会に所属しての発表機会や、論文雑誌への投稿機会も得られる。社会人であっても、博士課程に進学するなど、研究を続けられる可能性がある。

大学1年次入学と比較して

一方、大学1年次入学ではどうでしょうか。もちろん、それぞれ良い点はありますが、ここでは特に大学院との違いに注目してみましょう。

大学院との大きな違いは、卒業までに4年間を要することです。たとえ社会人入試で進学しても、入学後は若い学生と全く同じカリキュラムをこなす必要があります。一般教養やスポーツ・語学など、大学教養から始めて体系的なカリキュラムを履修することになります。幅広く教養を身につけたい方、時間をかけてでもゆっくり学びたい方、体系的な勉強をしたい方には、お勧めです。しかし、今のような先が見通せないスピードの時代に4年間通学することは、自分で学費を負担する、あるいは家庭があったり仕事を持っている社会人にとって大変なことです。また、学びたいことが明確になっている方にとっては、この年数は負担になるかもしれません。

次に、大学学部と大学院との違いを挙げるならば、年齢構成になるでしょうか。大学学部では、社会人の入学者は数名いるかどうかというところです。当然、周囲は若い学生ばかりになります。それが刺激になるという方もいますし、一方で社会を経験したことがない学生との議論ではものたりないと感じる方もいます。

また、働きながら家事をしながら通学したいという方にとっては、通学時間帯も気になるところでしょう。今日では、大学夜間部の閉鎖が相次ぎ、主要大学において夜間部を設置している大学はわずかとなってしまっています。大学の多くが昼間の通学に限定されることが多い中、大学院では夜間・土日のみの通学でも単位を取得できる研究科が多くありますから、仕事との両立容易性はぐっと上がります。

それでは、試験制度はどうでしょうか。一般入試での受験は、高校生がライバルですから、当然人気大学は激戦になります。そのため、社会人の方であれば、英語(ないところもある)・小論文・面接で受験が可能な社会人入試を選択したいところです。しかし、残念なことにすべての大学学部学科で、この社会人入試を実施しているわけではありませんし、かつ、社会人入試の場合、募集人員もほとんどが若干名です。社会人の受け入れを前提として、多くの定員を設置する大学院とは、大学側の社会人に対する期待も異なるようです。

大学編入と比較して

短大卒業、専門学校修了(専門士取得の場合に限る)などの学歴を生かして、大学2・3年次から入学するのが大学編入試験です。受験生の多くは現役の大学生・短大生ですが、年齢には関係なく受験できる試験です。多くの場合、一般教養などの単位は編入学時に認定されますので、入学(編入)後は主に専門科目を中心としたカリキュラムを組むことになります。専門科目を基礎から体系的に学びたい方にお勧めです。

大学編入では、社会人を対象とした社会人編入の実施大学がわずかです。あったとしても、試験内容は多くの場合、一般編入と変わりません。社会人も現役の大学生・短大生と同様に、学部ごとの「英語・専門科目」という筆記試験を突破しなけければなりません。大学編入試験では、定員がさほど多くないため、人気校のハードルはどうしても上がらざるを得ず、社会人にとっては高い壁となってしまいます。したがって、たとえば明治・立教・法政などのMARCHを狙うのであれば、大学編入よりも大学院のほうが(研究科にはよりますが)受かりやすいのが実情です。

また、大学編入後の単位認定は、個別に判断する大学が多いですから、単位の互換状況次第では、3年次編入で入学しても卒業までに90単位程度履修しなければならないなど、授業のびっしり詰まった慌ただしい2年間を送るか、卒業に3年をかけるかの選択を迫られることもあり得ます。通学の時間帯は、一般で入学した学生と同様、ほとんどが昼間になりますから、仕事などとの両立は大変です。

その点、大学院では2年間で31単位程度が修了要件であること、社会人の受け入れに積極的な研究科では夜間・土日に開講された授業のみで単位が取得できることから、社会人にとっての好条件が揃っているといえます。

合格への一歩は情報収集から

受験のために必要なのは、その人にあった的確な情報です。大学院受験資格があるのか、どのような大学院が大学を卒業していない方を積極的に受け入れているのか、以上を確認することが特に重要です。さらに、以下のことについても知っておきたいところです。

  • どこの大学院でどのような研究が可能なのか
  • そもそも研究とはどういうものなのか
  • 大学院ではどのような生活が待っているのか
  • 学費や奨学金は

などなど。このような疑問について、中央ゼミナールではみなさんが必要とする答えを得るお手伝いをすることができます。

たとえば、上述した「事前資格審査」は、その実施や受け入れ状況について、大学院ごと研究科ごとの判断はまちまちです。実施をするかしないか、実施をしていたとしても審査の難易度はどのくらいか、すべての大学院・研究科が一律ではないということですね。書類審査と口頭試問だけで多くの方を受け入れるところもあれば、難しい筆記試験を課すところもあります。大卒ではない方の受け入れに対して積極的な大学院もあれば、消極的な大学院もあります。このような、表面上はわからない情報が中央ゼミナールにはあります。

中央ゼミナールでは、志望大学選びから筆記試験・提出書類・口頭試問対策まで、みなさんを徹底的にサポートしています。英語が心配な方ならば、希望があれば中学英語から学び直すこともできますし、文章の書き方を基礎から身につけることもできます。大学院受験のみならず、大学院進学後を見据えた実践的な知識・能力を身につけることもできます。

大学院に向けた第一歩を、中央ゼミナールに足を運ぶことからはじめてみませんか?

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