国際関係編入
国際関係とは
「国際」とは、もともとは国と国が出会うことを意味する。英語のinternationalという語も、同様に国(nation)と国(nation) の間(inter)という意味です。しかしながら、現在国際関係が、「国と国との関係」にとどまらないことはいうまでもありません。複数の国から構成される国際連合のような国際機構(IGO)や非政府組織(NGO)、多国籍企業、時には一人の個人さえもが国際関係に影響を与えるようになってきています。このことより「国際関係」は「国と国の間の関係」にとどまらず、世界の諸現象・諸問題を対象にした学問であるということができます。つまり「国際関係」とは、国家や国家以外の国際的な主体が活動する国際関係の場において生起する様々な現象を、科学的な考え方の枠組みに基づいて分析する学問です。
国際関係を学ぶ意義
「国際関係」が複雑化し、また対応を誤ると大きな惨禍をもたらすことが第一次世界大戦で明らかになり、この衝撃から「国際関係」が英・米で発達してきました。第二次世界大戦後は、冷戦やグローバリゼーションの進展、コロナ禍などにより、「国際関係」の複雑さは増す一方です。「国際関係」が一人一人の生活に与えるimpactも大きくなり続けていることより、「国際関係」を学ぶことの重要性はますます大きくなってきています。
国際関係論は、皆さんが疑問を感じる国際関係の時事問題や地域(一国)の諸問題を解明することができる学問です。現在起こっている世界の諸問題に興味を持ち、問題点についてもっと詳しく知りたい方に向いている学問です。
試験パターンと中ゼミでの履修必須科目
試験パターンと履修科目パターン
Aパターン|英語・論文
- 添削英語(社会系・時事)
- 国際関係論
※明治学院、共立女子大学受験者は添削英作文
※昭和女子大学受験者は第二外国語検定基準あり
Bパターン|英語のみ
- 添削英語(社会系・時事)
Cパターン|論文のみ
- 国際関係論
※聖心女子大受験者は添削英語
Dパターン|TOEICかTOEFLの提出・論文
- TOEIC対策かTOEFL対策
- 国際関係論
※津田塾大学受験者はドイツ語orフランス語or中国語(個別指導)
Eパターン|論文(英語含む)
- 添削英語(社会系・時事)
- 国際関係論
Fパターン|面接(英語による質疑応答)
- 国際関係論
Gパターン|英語・第二外国語・論文
- 添削英語(社会系・時事)
- 国際関係論
- ドイツ語orフランス語or中国語(個別指導)
Hパターン|英語(リスニング含む)・論文
- 添削英語(社会系・時事)
- 国際関係論
- リスニング
関東地方の主要ターゲット校
アルファベットは、上記の試験パターンに対応しています。
国際協力・国際開発系
D
宇都宮大学国際学部国際学科
A
埼玉大学教養学部グローバルガバナンス
A
東京外国語大学国際社会学部国際社会学科
F
群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部
D
山梨県立大学国際政策学部国際コミュニケーション学科
D
桜美林大学グローバル・コミュニケーション学群
A
学習院女子大学国際文化交流学部国際コミュニケーション学科
A
共立女子大学国際学部国際学科
D
上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科
A
昭和女子大学国際学部国際学科
D
津田塾大学学芸学部国際関係学科
A
日本大学国際関係学部国際総合政策学科
A
法政大学人間環境学部人間環境学科
A
明治学院大学国際学部国際学科
A
東洋英和女学院大学国際社会学部国際社会学科
A
フェリス女学院大学国際交流学部国際交流学科
国際政治系
A
筑波大学社会学類政治学
D
宇都宮大学国際学部国際学科
A
埼玉大学教養学部グローバルガバナンス専修
A
東京外国語大学国際社会学部国際社会学科
F
群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部
D
山梨県立大学国際政策学部国際コミュニケーション学科
D
桜美林大学グローバル・コミュニケーション学群
A
学習院女子大学国際文化交流学部国際コミュニケーション学科
D
上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科
Ⅽ
聖心女子大学現代教養学部国際交流学科
A
清泉女子大学文学部地球市民学科
D
津田塾大学学芸学部国際関係学科
D
東京女子大学現代教養学部国際社会学科国際関係専攻
A
日本大学国際関係学部国際総合政策学科
A
明治学院大学国際学部国際学科
A
東洋英和女学院大学国際社会学部国際社会学科
A
フェリス女学院大学国際交流学部国際交流学科
編入学した学生の研究テーマ
外交
- 核なき世界
- 中国の対外政策
- 日米同盟
- アメリカの外交
- パブリック・ディプロマシー
- ソフト・パワー
- 歴史認識
環境
- 地球環境問題
- エネルギーと環境問題
- グリーン成長戦略
- 低炭素社会のデザイン
文化
- 多文化主義
- 在日外国人と多文化共生
- 文化と衝突
国際開発・国際協力
- 貧困の克服
- 途上国支援アプローチの変化
- フェアトレード
- 児童労働
- 教育開発
- アフリカ開発援助
平和構築
- 紛争後平和構想と民主主義
- 平和構築へのアプローチ
- 紛争と人間の安全保障
- 人道支援と平和構想
- 構造的暴力と平和
人権
- 死刑(アメリカと日本)
- 外国人の参政権
- 従軍慰安婦
国際関係論文で扱うテーマの例
国際関係では上記のように様々な事項を大学で学ぶことができます。しかし試験科目は「語学と専門(学ぶべき分量が他学部より少ない)」と受験の負担が軽い学問分野です。以下、中央ゼミナールの専門授業(国際関係論文)で扱うテーマの例を紹介します。
- グローバリゼーション
- 国際社会の成立
- 地球環境問題
- 貧困問題
- 核問題
- 冷戦とポスト冷戦
- 水問題
- 開発途上国の開発と開発援助
- コロナ禍
- 軍縮アジェンダ
合格者の声New!!
(募集停止の大学も含む)
合格校
お茶の水女子大学文教育学部グローバル文化学環
大阪大学人間科学部グローバル人間学
インターネットで検索して出てきた複数の予備校を3つの点から比較しました。合格実績がよかったこと、他の予備校にない国際関係の授業があり、志望理由書の添削等のサポートが充実していたことから中央ゼミナールに入学しました。
編入試験は10月に始まります。4月から中央ゼミナールの授業が始まり、その後半年で受験することになります。私の経験から言えることは、限られた時間で効率よく勉強すること、強い意志を持つことです。さらに付け加えると中央ゼミナールの先生は編入試験対策のプロです。自分流の勉強をするのではなく、先生を信じて、先生に言われたことをちゃんとやることが合格への近道です。
合格校
お茶の水女子大学文教育学部グローバル文化学環
志望理書の書き方や面接練習、過去問題、模擬試験、様々な情報を利用できる環境が整っているかどうかを予備校選びの判断基準にしました。
他の予備校も調べましたが、国際関係のコースがなかったり、実績に不安があったので中央ゼミナールに入学しました。専門論文の勉強は基本的に柚留木先生の授業の復習をすることでした。
授業の内容をノートにまとめ、自分で問題設定して論文を書く練習を繰り返しました。授業で配布された要約練習のための新聞記事は大変役立ちました。また試験前には自分で予想問題を設定して論文を書く練習もしました。パターンをある程度自分の中で決めておくことは効果があると思います。
志望理由書を書くために関連する本は10冊ほど読んだことも付け加えておきます。
合格校
宇都宮大学国際学部国際社会学科
理系に進学したのですが、英語が好きで、英語を使っていろいろできる専攻として国際関係を学びたいという意欲が増してきました。そうすると「国際文化」に興味があったと思われるかもしれませんが、私が興味があったのは国際政治や国際協力(開発援助)が学べる「国際社会」分野です
最初独学で編入試験を受験しようと編入試験について調べました。その結果編入試験の試験科目は「専門論文」と「語学」であることが分かりました。「語学」はもともと好きであったから独学で出来るかと思いましたが、「専門論文」の国際関係は今まで全く学んだ事がなく独学で合格点に達するのは難しいと思い、インターネットで編入予備校を検索しました。検索でヒットした中央ゼミナールの説明会に参加しました。説明会で部長の話しを聞くと中央ゼミナールは編入試験対策を古くから行っていることと、合格実績があることを知り、信頼できると思ったから中央ゼミナールで受験対策をすることにしました。
専門論文の勉強は、中央ゼミナールの授業中心でした。授業は毎回授業中に解説されたテーマについて論文を提出し次の週に添削されて返却される形式ですすめられます。返却された答案の評価が低い場合は必ず書き直して再提出しました。
中央ゼミナールに入学して良かったと思うことが3点あります。1つは専門論文対策になる国際関係論の授業(今まで学んだことがなかった専門論文)があったこと。2つ目は志望理由書と面接対策の指導が個別面談のかたちで受けられたこと。3つ目は過去問題や中央ゼミナール以外にはないと言えるような貴重な情報が充実していたことです。
合格校
宇都宮大学国際学部国際社会学科
高校生の時の大学入試で宇都宮大学国際学部を受験して不合格となり、短期大学に進学しました。高校生の時には「国際社会」と「国際文化」の区別がよく分かってなく「国際文化」を受験しました。
短期大学進学後、私の学びたいことが学べるのは「国際文化」ではなく「国際社会」であることが分かり、予備校探しを始めました。検索の結果編入予備校は沢山あることが分かりました。
予備校選びのために以下の4点が揃っている予備校に入学しようと決めました。4点とはインターネットやDVDの授業ではなくLIVEの授業があること、宇都宮大学の合格実績があること、一般小論ではなく国際関係の専門論文が設置されていること、TOEIC対策の授業が設置されていることです。
4点が揃っていたのが中央ゼミナールであったことから中央ゼミナールに入学しました。
中央ゼミナールに入学してよかったことは、国際関係の授業は色々なテーマの時事問題を専門的に解説する授業であったので、学んだ事の復習をしっかりしておくことで宇都宮大学の論文対策とすることが出来ました。
授業で配布される国際関係のテキストは特色があり、このテキストは文字の羅列ではなく図のようになっていたため、文章としてではなく、図のようなイメージで頭に入れることが出来ました。
合格校
宇都宮大学国際学部国際社会学科
インターネットで「編入」を検索して、まず中央ゼミナールと他の予備校の実績を比べてみました。合格実績は中央ゼミナールが一番良かったのですが、話しを聞いてみようと2つの予備校を訪ねました。他の予備校は英語と小論文の授業しか設置してなかったのに対して、中央ゼミナールは国際関係論を設置していたことから中央ゼミナールを選びました。合格の秘訣は中央ゼミナールの英語や専門のテキストを繰り返し勉強して自分のものにしておくことです。
専門の授業で学んだことを自分のものにしておくことは編入試験において重要な志望理由書の作成にも役立ちます。
合格校
東京外国語大学国際社会学部国際社会学科
編入試験の科目は、論文と語学どちらも専門分野からの出題だとわかっていたので独学では合格は不可能だと考え、編入試験対策専門の学校を探しました。「大学編入」・「国際関係」・「塾」の3つのキーワードで検索すると中央ゼミナールしか該当しませんでした。ホームページで「合格者の声」や「合格体験談」を見ると私が志望する東京外国語大学に合格した先輩たちが掲載されていました。そこで直接中央ゼミナールに伺って話を聞いてみようと説明会に参加し、その後面談を予約して柚留木先生の個別入学相談を受けました。その結果中央ゼミナールなら満足できる受験対策が受けられると感じたから入学しました。また在籍していた専門学校から10分くらい電車に乗れば通学できることも中央ゼミナールを選んだ理由の一つです。
東京外国語大学の共通問題は英語で出題され日本語で解答する形式です。中央ゼミナールの添削英語は編入試験に特化した授業でした。英文は全て編入試験の過去問題を使用しており、全文を和訳して提出→先生の添削→次回の授業で先生の解説を聞く形式でした。荒木先生の「社会系時事英語」の授業は板書が詳しく、山崎先生の「添削英語BS」の授業で配布されるプリントは文法・構文が解りやすく書かれていて非常に役立ちました。過去問題を使っていることと、文法・構文の説明が詳しかったことから授業の復習中心の勉強で十分に東京外国語大学の試験問題に対応できました。
専門論文の勉強も中央ゼミナールの授業中心の勉強でした。斎藤先生の「課題文型小論文」で文章力を養い、佐藤先生の「社会時事系小論文」で小論文の作成方法を学ぶことができました。柚留木先生の「国際関係論」の授業では国際関係史と国際関係の時事問題を学びました。テキストと毎回授業で配布される時事問題のプリントで重要と思う事項を手のひらサイズのノートにまとめ通学時間を利用して覚えました。
中央ゼミナールで受験対策をして良かったと思うことは、過去問題の閲覧と、面接試験における質問等先輩の受験情報を得ることができたことで、受験大学の傾向を掴めたことです。また先生と1対1の個別面談の形式で志望理由書の添削と面接対策ができたことです。
合格校
東京外国語大学国際社会学部国際社会学科
埼玉大学に合格すれば良いと考えて入学しました。夏期講習の時に柚留木先生から東京外国語大学国際社会学部国際社会学科の受験を勧められたのですが、最初は2400字と字数の多い志望理由書を書くのが難しいと思い乗り気ではありませんでした。
しかし先生から埼玉大学と同じテーマで大丈夫と言われたことで受験しようという気になりました。まず、先生から教えて頂いた本を5冊読み、志望理由書を書き始めました。何をどう書けば良いのか分からなかったのですが先生の添削指導で出願にこぎつけ合格できました。
先生のアドバイスに従い受験した結果、東京外国語大学の合格を手に入れることが出来、感謝しています。
合格校
東京外国語大学国際社会学部国際社会学科
以前から関心を持っていた国際協力について学べるのが国際関係という学問分野であったため、国際関係が学べる国際社会学部国際社会学科に編入することにしました。
そこで編入予備校についてインターネットで検索し、各予備校の合格実績を調べました。その結果私の志望する東京外国語大学国際社会学部国際社会学科の合格実績があった中央ゼミナールに入学することにしました。柚留木先生から面接試験では研究テーマについて詳しく質問されるので専門書を読み知識を深めておくよう指示されました。
東京外国語大学の出願は8月末と早いため、志望理由書を書くために5月の連休明けから専門書を読みはじめ7月までに6冊読みました。国際関係のガイダンスに来ていたお茶の水女子大学に合格した先輩の体験談では10冊以上読んだと話していました。
先輩のように10冊以上読んだわけでないのですが、6冊でも面接試験を切り抜けることが出来ました。私の経験からアドバイスできることは研究テーマが決まったら先生から関連する専門書を教えていただき専門知識を増やして下さい。
私は6冊で合格できましたが皆さんはお茶の水女子大学に合格した先輩のように10冊以上読み万全の体制で試験に臨んで下さい。
合格校
東京外国語大学国際社会学部国際社会学科
お茶の水女子大学文教育学部グローバル文化学環
外国の大学を中退しての入学でした。夏期講習からの入学を考えていたのですが、5月上旬に入学しました。5月に入学したことが正解で、夏期講習からの入学では合格出来なかっただろうと思います。それは外国で学んでいた国際関係の授業と中央ゼミナールで学ぶ国際関係の授業は違っていたからです。
中央ゼミナールの国際関係の授業は、1学期はウェストファリア条約から現代までの国際関係史、2学期は時事問題で色々なテーマを扱っていました。国際関係の授業で学んだことを復習して自分のものとしていたため2つの大学の論文試験に十分に対応出来ました。
2つの大学の志望理由書は出願時期が重なっていたのですが、柚留木先生からそれぞれ別のテーマで書いた方が良いとのアドバイスをいただき7月から指導を受け8月末に2つの志望理由書を完成させることが出来ました。
教員配置からのアドバイスであったようですが、2つ別々の志望理由書を書くのは大変でしたが、これも2つの大学に合格できた理由だと思います。
合格校
東京外国語大学国際社会学部国際社会学科
埼玉大学教養学部ヨーロッパ・アメリカ専修課程アメリカ研究専攻
短期大学のアフリカをテーマにした授業がきっかけで児童労働に関心を持つようになりました。児童労働の実態を知り、児童労働をなくすためにNGO・国連・国家がどのような対応をしているか知るためには国際関係論を学ぶことが最適と考え編入を目指しました。私の志望する大学の編入試験の試験科目は、英語と専門論文(国際関係論)です。中央ゼミナールで受験対策をしようと考えた理由の一つは、小論文ではなく専門の国際関係論の授業が設置されていたからです。また合格者インタビューや受験体験記から学生一人ひとりに対してしっかり向き合ってくれそうに思えたからです。いまでは先輩たちの言葉を信じて中央ゼミナールで受験対策をして良かったと思っています。東京外国語大学の英語は、国際関係や時事に関する英語の課題文で出題されます。対策は専門英語に慣れることが大事だと考え、中央ゼミナールの添削英語の授業以外に移動中時間があればCNNのアプリを使い英語ニュースを読んだり、ネット検索で東京外国語大学の教授の英語論文を読んだりしました。また興味がある国際関係に関する英語論文も読んでいました。東京外国語大学の「共通問題」は専門の知識が必要です。専門論文対策は柚留木先生の国際関係論のテキストと初講日に配布された参考書リストに記載されていた本を使って、自分のノートを作りながら勉強をしました。また毎回授業で配布される時事問題に関する新聞記事を欠かさず読み、新聞記事の要約と私の意見(考え)を書くことで時事問題に関する知識を定着させていきました。志望理由書は柚留木先生にアドバイスをいただきながら作成しました。面接対策は柚留木先生と模擬面接をおこないました。本番を想定した模擬面接をおこなったことで、本番では全ての質問に自信をもって答えることができました。中央ゼミナールで受験対策をして良かったと思うことは、一般入試と違い入手が難しい過去問題等の資料が豊富であったこと。また学生一人ひとりに対して丁寧に指導してくださる先生方がいたことです。
合格校
埼玉大学ヨーロッパ・アメリカ専修課程アメリカ研究専攻
短期大学1年生の授業で「華氏911」の映画を見た後、短期大学の先生から2001年の同時多発テロ以降イラク戦争を実施したブッシュ政権に大きな影響を与えたのは「ネオコン」と「宗教右派」であったという話しを聞きました。その話しをきっかけに「ネオコン」と「宗教右派」につて詳しく知りたいと思うようになりました。「ネオコン」と「宗教右派」につて学ぶことは法学部政治学科でも出来ると考えましたが、アメリカの内政だけでなく外交という視点からも学ぶなら国際関係で学ぶのが良いと考え国際関係が学べる大学へ編入することにしました。
中央ゼミナールで受験対策をしようと考えたのは、短期大学主催の編入説明会でお話を伺ったOGから中央ゼミナールに通学し津田塾大学に合格したということを聞いたことがきっかけでした。そのOGの話しでは中央ゼミナールは編入試験に特化した予備校であるということでした。具体的な話しとして、添削英語の授業は過去問題を使い、各専門分野の先生が担当していることと、論文は単なる小論文ではなく専門論文が設置されているということでした。専門英語と専門論文の授業があることが決め手となりました
中央ゼミナールで受験対策をして良かったことは沢山あります。特に3つあげれば、1つは情報が豊富であったこと。受験した先輩が面接で聞かれたことの情報は非常に役立ちました。2つ目は志望理由書と面接対策の指導です。志望理由書は今まで書いたことがなかったのでガイダンスと個別面談での指導がおおいに役立ちました。3つ目は編入に特化した授業であったことです。
合格校
埼玉大学教養学部グローバルガバナンス専修課程
東京女子大学現代教養学部国際社学科国際関係専攻
国際関係を学びたいと考えるようになったのは、短期大学の授業で行ったカンボジアでの見聞でした。具体的に言うと日本の支援による立派な病院と現地の多数の人たちが治療を受けている病院の設備の違いを見て、途上国に対する援助に興味を持ったのがきっかけです。編入試験に合格することは独学では無理と考えインターネットで調べ、いくつかの予備校のパンフレットを取り寄せ、その後見学を兼ねて訪問しました。中央ゼミナールには他の予備校と違い過去問題と先輩たちの受験情報がそろっていることがわかりました。これが中央ゼミナールで受験対策をしようという決め手となりました。さらにここでは親身になって教えてくれそうに思えたからです。私は社会人であったため仕事と受験勉強を両立させるために、専門の授業(国際関係論)がある日(金曜日)を休みにして毎回授業に出席しました。金曜日以外の英語の授業は授業開始の時間に間に合う限り出席し、出席できなかったときは授業中に和訳し提出するプリントを自宅解答して提出し添削を受けるかたちで勉強を進めていきました。英単語暗記は仕事後だと集中できない時もあるため必ず朝早く起きて出勤前と電車の中などを利用して、30分間と時間を限って一日3回以上繰り返しました。専門は国際関係論の授業テキストをおぼえ、時事問題は国際関係論の授業と新聞を利用しました。中央ゼミナールに入学して良かったのは、英語の授業が解りやすく、再提出制度で実力をつけることができたことです。不安な気持ちの時、先生と話をすることで気持ちを切り替えることができたように、いつでも相談することができるようになっていることも有り難かったです。また中央ゼミナールに行くと仲間がいたことで仕事から勉強への切り替えができたり、モチベーションを保つことができたことや情報交換ができたこともあげられます。先生の言うことを守って努力すれば合格できます。私は夏ころまで英語の点数が伸びなくて焦りましたが、暗記した英単語数が増え勉強が進んだ9月以降成績優秀者に名前が載るようになりました。これから受験する皆さんへのメッセージは、勉強の成果はすぐにはあらわれません。最後まであきらめずに努力を続けることです。
合格校
埼玉大学教養学部グローバル・ガバナンス専修課程
宇都宮大学国際学部国際社会学科
編入試験を考えた際に、合格するためには独学では困難だと思いインターネットで編入予備校を調べてみました。その結果、編入予備校はいくつもありましたが国際関係の専門科目の授業を設置していたのは中央ゼミナールだけでした。
さらに語学の授業のレヴェル分けが細かくされていることや志望理由書・面接対策の指導が受けられることも分かりました。編入試験では志望理由書・面接対策が重要だと考えていたので中央ゼミナールを選びました。志望理由書・面接の指導を受けることが出来たことが合格につながったと思っています。
編入試験合格のためにも「効率」「勉強量」「息抜き」の3点が大切と思います。まず「効率」については勉強のスケジュール帳を作り、1日ごとに学習計画を1週間単位で作成し計画を達成していきました。「勉強量」について、土・日は8時間以上勉強しました。平日も予備校の予習復習は欠かさずやりました。しかし勉強だけではもちません。疲れたと感じた時には無理をせずにユーチューブの動画で「息抜き」をしました。
合格校
群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部国際ビジネス課程
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部グローバル・メディア
中央ゼミナールで学んでいる友人から中央ゼミナールを薦められました。インターネットで調べてみると、合格実績がよく、「国際関係論」の授業が設置されていることが分かりました。また専門英語が設置されていたことも中央ゼミナールに決めた決め手になりました。
合格に一番大切なことは、絶対合格する!という最後まで諦めない気持ちです。次に周りからの刺激が大切であったと思います。自習室を利用することで周りにはこんなに頑張っている人が大勢いるなら自分も頑張らないといけないと気持ちを新たにすることが出来ました。
合格校
筑波大学社会・国際学群社会学類社会学専攻
宇都宮大学国際学部国際社会
外国人住民との多文化共生を目指した居住市の活動に参加したことをきっかけに、「外国人の労働力移動(フィリピン人女性の労働)」について専門的に学びたくなり国際関係に編入をしようと決めました。入学相談でこのテーマを学ぶのであれば宇都宮大学と筑波大学が良いだろうと薦められました。さらに宇都宮大学は10月に試験があり、その約4ヵ月後の2月に筑波大学の試験があることを教えていただきました。筑波大学は「…について述べなさい」という1行問題ではなく課題文型の試験であったので、まず宇都宮大学の合格を確実にすることにしました。宇都宮大学の試験までは国際関係中心の勉強をすることにしました。具体的には授業の復習と字数の多い志望理由書を書くために先生からいただいた参考書リストから6冊本を読みました。筑波大学の課題文対策のために1学期から国際関係の勉強と並行して小論文を履修しました。宇都宮大学合格後は社会学を履修し復習中心の勉強をしました。このような勉強の仕方で合格できたのは、筑波大学の専門試験が課題文型であったことが幸いしたと思っています。編入を志望することは大学の勉強以外に編入の勉強もしなくてはダメです。1日は24時間しかないので空いている時間を見つけることから始めました。通学時間以外に大学にいる間に編入の勉強が出来る時間がないか探し通学時間と見つけた時間を利用しました。
合格校
筑波大学社会・国際学群社会学群政治学専攻
埼玉大学教養学部グローバル・ガバナンス
編入を志望した理由は2つあります。1つは大学受験時の志望大学であった筑波大学で学びたかったこと。もう1つはパレスティナ問題について学びたかったことです。筑波大学1校の受験ではリスクが大きいと考え、埼玉大学を併願することにしました。2つの大学を受験するためには2つの困難を乗り越えなければなりませんでした。具体的に専門科目を「国際関係」と「政治学」の二つ勉強しなければならなかったことと、筑波大学の試験が実施される2月までモチベーションを維持しなくてはならなかったことです。中央ゼミナールに行けば仲間がいて、モチベーションを保つことが出来、さらに情報交換も出来ました。編入しようか止めようか迷っているなら編入にチャレンジすることです。私は大学1年に入学するとともに中央ゼミナールを訪ねています。中央ゼミナールへの入学は2年になってからですが、学歴を替える最後のチャンスだと考え悔いを残さないように頑張りました。学歴を替えることなど出来ないと初めから諦めていたのでは何も出来ません。編入試験は大学受験に失敗した人にもう一度チャンスが与えられたようなものです。中央ゼミナールにはあなたの夢を強くサポートする環境が整っています。
合格校
北九州市立大学外国語学部国際関係学科
日本の観光は地域活性化の重要産業として注目を集めています。絵葉書、錦絵、写真から雑誌、テレビ、インスタグラムまで、旅行・観光に大きな影響を与える様々な「観光メディア」の歴史を学びたくて国際メディア学科に入学しました。しかし、入学後履修した「アメリカの社会」という授業で1950年代後半から展開された公民権運動は戦うことを忘れていた黒人以外の少数民族と女性に勇気を、そして戦うことの意義を教えることになったこと。また真の自由と平等を求めた変革運動は社会・経済的にまた文化的にもいくつかの成果があったことも学びました。しかしこの平等運動に対して1990年代は白人多数派によるバックラッシュの10年だったことを学びました。バックラッシュの例を基本的に検証しながらその背後にあるものは何か。またアメリカ合衆国がとるべき道を考えてみたくなり、編入予備校を検索してみると、中央ゼミナールが3月に「春の進学ナビ」を開催することがわかり参加することにしました。国際関係の授業担当の柚留木先生は編入全般について説明し、その後、中央ゼミナールの授業についても説明しました。添削英語は授業中に過去問題を全文和訳して提出し、論文の授業も授業中に答案を作成し提出し次週に先生が添削した自分の答案が返却される授業形式だということでした。この授業形式は毎回授業中に試験を受けているのと同じで実践的な勉強が出来ました。次に私が編入試験を受験するにおいて一番心配していた「志望理由書」と「面接」に対して中央ゼミナールがどのように対策しているか説明がありました。中央ゼミナールでは一対一の個別指導で対応していることがわかりました。後日他の編入予備校を2校訪ねてみましたが、合格実績や過去問題の充実は中央ゼミナールと比べものにならず、中央ゼミナールで受験対策をすることにしました。北九州市立大学を受験したのは、「春の進学ナビ」に参加したとき、バックラッシュについて学びたいと話すと北九州市立大学にバックラッシュを研究している先生がいらっしゃると教えて下さったからです。その時に北九州市立大学の出願は7月末か8月初めで試験は8月末か9月初めに実施されていることを教えて下さいました。もし中央ゼミナールに入学するなら志望理由書の作成は5月の連休明けから始めましょうという話でした。1回目の個別指導で柚留木先生から読んでおくべき2冊の本の紹介がありました。大学と中央ゼミナールのダブルスクールで時間を見つけるのは大変でしたが、5月中に2冊とも読み終えることが出来ました。その後何回も添削を受けて作成した「志望理由書」の出来が合格につながったと確信しています。
合格校
聖心女子大学現代教養学部国際交流学科
共立女子大学国際学部国際学科
入学相談で国際関係の授業を担当している柚留木先生と面談しました。その時聖心女子大学現代教養学部国際交流学科が第一志望だと話すと、志望理由書の中に「愛読書」を書かなければならないから、本を読み始めるように言われました。柚留木先生からいくつか本の紹介がありました。マークトウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』、ユゴー『レ・ミゼラブル』、スコット『アイヴァンホー』、メルヴィル『白鯨』、スタンダール『赤と黒』、ディケンズ『二都物語』・『オリバー・ツイスト』あたりから読んでみてはどうかということでした。私はマークトウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』、ユゴー『レ・ミゼラブル』、ディケンズ『二都物語』を読み、志望理由書にはディケンズ『二都物語』を選びました。ディケンズ『二都物語』だとフランス革命についての質問がある可能性があるからフランス革命について勉強しておくように柚留木先生から言われました。面接練習の時に柚留木先生がフランス革命について解説して下さり、フランス革命の理解に役立ちました。中央ゼミナールの授業で良かったと薦められるのは添削英語の授業です。添削英語のテキストは編入試験の過去問題を使用しており、授業中に英文を日本語訳して提出し、担当講師の添削を受ける形式でした。授業中に毎回試験を受けているのと同じで、私の履修していた山崎先生は文法・構文の説明が詳しく、中学生の時から英語の授業は聞くこと話すこと中心であったため正確に日本語訳することに慣れてなかった私には非常に役に立ちました。また論文の授業もお勧めです。論文は国際関係の専門論文と小論文の二種類に分かれていました。私は専門論文と小論文の二つの論文を履修していました。専門論文は最新の時事問題を扱っていたので時事問題に強くなることが出来ました。時事問題に強くなることは面接試験にも役立ちました。小論文の授業では文章力を養うとともに、小論文の書き方を学ぶことが出来ました。中央ゼミナールで学んだことは編入後も役立ちました。以下に二つの例を挙げておきます。基礎からもう一度取り組んだことでいまでは英語に困ることがなくなりました。国際関係のテキストは課題レポートの提出やゼミのレジュメ作成に役立ちました。
合格校
津田塾大学学芸学部国際関係学科
インターネットで「編入」と検索すると中央ゼミナールの名前が出てきました。中央ゼミナールのホームページに掲載されていた合格実績に私の志望大学を見つけたことが入学した理由です。私は半年・1ヵ月・1週間という長短3つの期間で英語と専門(国際関係)に分けた目標を決め、目標を達成できるように努力していきました。私は学習計画をたてたことで効率のよい勉強が出来、合格につながったと思っています。
合格校
津田塾大学学芸学部国際関係学科
高等学校の先生から編入予備校を教えていただきましたが、中央ゼミナールは、入試情報や過去問題が豊富で、合格実績があり、また授業の内容が編入試験に特化していると感じたから入学しました。また、授業だけでなく、面談や志望理由書の添削等のサポートが厚く、授業料も理にかなっている思ったからです。津田塾大学では第2外国語の試験がありますが、私は在籍大学では第2外国語を履修していなかったので、大学2年生の4月、編入試験の半年前から、全くの初学の段階で中央ゼミナールの「中国語講座」を受講して中国語を学び始めました。授業では大学1年生が第2外国語として中国語を学んだ場合に重要とされる文法事項に的を絞って指導していただいたので、無駄なく、効率よく学習の範囲を絞って学習することが出来ました。
合格校
学習院女子大学国際文化交流学部国際コミュニケーション学科
大学入試の結果に満足していたわけではなかったため、編入試験を考えることにしました。しかし英文学で受験するのか、国際関係で受験するのか自分ではなかなか決めることができませんでした。
中央ゼミナールの説明会に参加して、英文学の先生と国際関係の先生それぞれからお話をうかがった結果、国際関係を受験することに決めました。受験する専攻を決めたのが7月であったため夏期講習からの履修でした。
国際関係の授業は夏期講習と2学期は国際関係の概論的な内容ではなく、時事問題を扱っていたので、授業テキストを復習することで時事問題に対する知識を増やしていくことが出来ました。
1学期に扱った国際関係の基本的なこともおさえておくように先生から言われていたため、概説書を読んでいたことが合格に繋がりました。また授業中に配布される時事問題に関する新聞のコラムも受験に大いに役立ちました。
合格校
学習院女子大学国際文化交流学部国際コミュニケーション学科
共立女子大学国際学部国際社会コース
インターネットで「編入」と検索すると中央ゼミナールの名前が出てきました。中央ゼミナールは家から通える距離だったことや、合格実績に高校生の時から行きたいと思っていた大学名があったことが中央ゼミナールを選んだ理由です。志望理由書作成は柚留木先生のアドバイスをもと、数冊の本を読んだ後、テーマを絞りました。先生に何度も添削をしていただいたことで、具体的な学習計画も志望理由書に記述することが出来、志望理由書では他の受験生に負けていないという自信がありました。面接対策は、中央ゼミナールにある先輩たちの情報をもとに過去の質問に対する答えをまとめた後、模擬面接を何回も受けました。模擬面接を重ねていたために本番の面接で困ることはありませんでした。
合格校
東京女子大学現代教養学部国際社学科国際関係専攻
日本女子大学人間社会学部現代社会学科
文在寅が大統領に就任後日韓関係が悪くなったのに対して、日台関係は悪くないと思ったことから同じ日本の統治を受けた両国の違いはどこからきているのか知りたくて国際関係を学ぼうと思うようになりました。受験対策で中央ゼミナールを選んだ理由は情報量の多さです。具体的に話すと、一つは検索した時にホームページで公開していた情報量の多さです。二つは中央ゼミナールで保管されている過去問題を閲覧できる説明会に2回参加しました。そこで見た先輩からの情報はインターネットでは得ることができない重要なアドバイスばかりでした。私は情報量の多い中央ゼミナールで受験対策をすることが合格への近道だと確信しました。私の周りには編入試験を受験する人がいなく心細かったのですが中央ゼミナール入学後、ともに頑張る人たちや指導が丁寧な先生方に出会えたことが心強かったです。また事務の方のサポートもありました。実際に受験勉強を始めると大学と予備校の両立はなかなか大変でした。私の場合、大学の勉強もきちんとやることが両親との約束でした。私のおこなった受験勉強は、中央ゼミナールの授業テキストを全ておぼえ、試験で使えるようにすることでした。国際関係に関する参考書は10冊くらい読む予定でしたが4冊しか読むことができませんでした。しかし知識を増やすことには役立ちました。私は2年生の前期までの履修で出願要件の単位数を超えていたため、後期は9単位の履修だけにし、大学の図書館を利用して編入試験対策の勉強をすることでなんとか両立できました。編入試験合格には計画性を持つことと、悩みを共有することが大事だということが私から皆さんへのメッセージです。計画性を持つということは勉強だけではありません。編入試験は提出書類がたくさんあります。計画を立てて作成しないと出願期日に間に合いません。私は受験を終えてから悩みを共有することの重要性に気がつきました。これから受験する皆さんも中央ゼミナールのスタッフ等に悩みを相談することで視野が広がり、勉強の効率も上がるはずです。
合格校
東京女子大学現代教養学部国際社会学科
短期大学2年の時に受験した編入試験に失敗し、短期大学の専攻科に進学しました。審査に合格すれば4年制大学卒業と同じ資格が与えられるとのことでしたが、審査に合格するのが難しいことが分かりました。このままでは短期大学卒業の学歴になってしまうと言う危機感から編入試験受験に切り換えました。
編入試験対策のために通う予備校をどうしようかと悩んでいたときに、私の在籍短大生が通学していた中央ゼミナールの説明会があることが分かり、説明会に参加し、国際関係の先生と話した結果、頑張れば編入試験に合格できる気がしたため入学しました。
中央ゼミナールで特に役立ったのは志望理由書の添削でした。そのことについてお話しします。私は志望理由書を短期大学の先生に見てもらっていました。完成が近づいたところで柚留木先生に見せて評価をして頂きました。
柚留木先生の評価は研究テーマは良いが記述している内容の専門性が低いということでした。柚留木先生の指導で2つの事項の相違点を4つの点から学びたいというかたちに換え出願しました。面接試験でも志望理由書にそって答えることで合格できました。
編入試験で重要な志望理由書を専門的に書けていたことが合格に繋がったと思っています。志望理由書を毎年沢山見ている中央ゼミナールの先生の指導を受けることが出来る中央ゼミナールを選択したことが正解でした。
合格校
フェリス女学院大学国際交流学部国際交流学科
大妻女子大学比較文化学部比較文化学科
中央ゼミナールで役立ったのは、添削英語の授業や国際関係の授業をあげることが出来ますが、一番役立ったのは志望理由書の指導でした。志望理由書は今まで一度も書いた事がなく、どのように書けば良いのか全くわかりませんでした。
志望理由書のテーマを決めなければ全く前に進むことが出来ないため、柚留木先生に相談することにしました。途上国の貧困問題に関心あることと文化祭でフェアトレードのコーヒー豆を販売したことを話すと、南北問題解消の手段としてフェアトレードについて学びたいと言うことにすれば良いだろうと言うことでフェアトレードを研究テーマにすることに決めました。
先生から教えていただいた本3冊を読み終えたところで志望理由書の作成に取り掛かりました。先生の添削を5回受けることで専門性の高い志望理由書に仕上げることが出来ました。
私の経験から志望理由書は1回や2回の面談では完成しません。全くどう書いて良いか分からない段階でもかまいませんから先生に相談することが志望理由書完成への近道です。
合格校
明治学院大学国際学部国際学科
関西のある大学の総合政策学部に編入したくて中央ゼミナールの入学説明会に参加したときに、社会学分野の履修で大丈夫とのことで入学しました。入学後中央ゼミナールに保管されている過去問題や合格した先輩の情報を見ると、合格した先輩は社会学ではなく国際関係を履修していたが分かりました。
過去問題を見ると社会学の授業で扱う内容より国際関係の授業で扱う内容に近いことも分かりました。
1学期が終わった段階で社会学から国際関係に変更する決断をし、夏期講習から国際関係の授業に参加することになりました。柚留木先生と相談した結果、私の研究テーマだと政策より国際関係で学んだ方が良いと言うことであったため、国際関係を専門的に学べる大学を受験することにしました。4月から国際関係を学んでいる他の受講生より勉強が遅れているため、夏期講習中に読んでおくべき本を先生から教えて頂き読み終えました。
さらに研究テーマに関する本を教えて頂きこれも受験までに読み終えることが出来ました。実際の論文試験は授業テキストの復習で十分対応できました。
合格校
法政大学人間環境学部人間環境学科
1学期初回の添削英語BSの点数は100点満点で2点でした。初回の授業で今の自分の実力が2点だと実感しました。先生のアドバイスに従い中学英語の参考書を使い中学英語からやり直しました。2点からのスタートなので1学期・夏期講習と授業は進んでいきますが点数はなかなか上がらず焦りましたが、11月上旬からは80点以上の点数を取れるようになりました。11月中旬の国際関係最後の授業の出席者でまだ合格してなかったのはわたしだけで肩身の狭い思いをしましたが、12月にやっと合格できました。国際関係の授業を休まず出席したことと英語を中学校からやり直したことが合格につながりました。
合格者インタビュー
津田塾大学 学芸学部 国際関係学科 2年次編入合格
A.Kさん
編入制度についてはいつ知りましたか?
短期大学に通っていた姉が編入学試験の受験勉強をしていたので、それをきっかけに高校3年生の時に編入制度について知りました。
どうして国際関係に編入しようと思ったのですか?
私が在籍していた大学で行われたアフリカでの援助に関する講演を聴いたことがきっかけで、どうして途上国(特にサハラ以南のアフリカ)の人々は貧しいのか、どうすれば貧困から脱する事が出来るのかという古くて新しい問題に興味を持つようになったことがきっかけです。途上国の人々がどうして貧しいのかという疑問にたいする答えを得ることと、途上国のことをもっと知るために国際協力・国際開発が専門に学べる国際関係に編入しようと決めました。
受験対策に中央ゼミナールを選んだ理由は何ですか?
在籍していた大学では学部の関係上国際関係学を十分に学ぶことが出来ず、しかし独学で勉強するには不十分であると感じていました。普通であれば編入予備校についてインターネットで調べ、その後見学を兼ねて予備校を訪問して入学を決めるのでしょうが、中央ゼミナールで学び編入に成功した姉の話から合格実績が一番良いことと、ホームページの合格実績をみると自分の志望大学へも合格者が出ていたからです。また、他の予備校と違い、中央ゼミナールには「国際関係論」という専門の授業が設置されていることも決め手になりました。
英語の勉強はどのようにしましたか?
授業テキスト(プリント)を中心に予習、復習、再提出をしました。また、先生から指定された問題集を繰り返しました。今振り返ってみると、英語の授業は添削つきなので、客観的に自分の実力を把握できる最も良い方法であったと強く感じています、それは重要な事であったと思います。また英語は単語・熟語などの基礎力が重要だと痛感していましたので、授業中にテストが行われる『英単語ターゲット1900』・『英熟語ターゲット1000』の2冊を9月までに覚えました。
専門科目(国際関係)の勉強はどのようにしましたか?
テキストや授業配付プリントを何度も復習しました。具体的には、授業で扱われた内容を文章に起こし、論理的に説明できるように練習しました。国際関係では時事問題に関する問いも予想され、その対策として授業で配付された要約練習用の新聞記事は大変役立ちました。また、新聞を毎日読むことも欠かさないよう心がけました。新聞の国際面だけでなく諸外国から注目されている時事内容も把握するように努め、特に興味深い記事は切り抜きをして専用のノートに貼り、歴史的背景などを調べ書き込むようにしました。先生からすすめていただいた『国際協力・新版』・『国際協力の現場から』・『傲慢な援助』等の国際協力・国際開発に関する書籍も読みました。
編入後の研究テーマはどのように決めましたか?
開発・援助について研究する事は決まっているのですが、開発・援助といっても学ぶ範囲は広く、数あるテーマの中から柚留木先生と何度も相談して、一番興味あるテーマに絞り込むことが出来ました。私の研究テーマは途上国支援の方法の中で一番優れているのは何かということです。
面接対策はどのようにしましたか?
中央ゼミナールに保管されている先輩達の過去の面接に関する大学・学部の受験情報を見て、過去の試験での質問に対する回答を考えた後、納得できるまで、柚留木先生と何度も模擬面接を繰り返しました。面接試験では予想外の質問もありましたが、模擬面接を受けて練習しておいたことが役に立ちました。
大学と予備校の両立はうまく出来ましたか?
私が在籍していた大学では、出席管理等が厳しかったため、毎日大学へ通わなければならず、勉強時間を確保するのが難しかったです。そこで通学時間や授業後の休み時間等の少ない時間を利用し、英単語の暗記や国際関係の専門書を読むことで両立を実現しました。
編入試験合格には何が大切だと思いますか?
私が編入試験合格のための勉強を通して感じたことは二つあります。一つは諦めずにコツコツと頑張ることが大切だということです。もう一つは中央ゼミナールは4月中旬に授業が始まり秋に試験という限られた時間しかないなかでいかに効率よく勉強することが出来るかということです。
最後にこれから編入試験を受験する皆さんにメッセージをお願いします。
自分の大学に通いながら編入試験の勉強をすることは本当に大変なことです。しかし、編入試験のために勉強を頑張ることは必ずどこかで役に立つと思います。苦労も多いですが、最後まで諦めず、粘り強く頑張ってください。
東京女子大学現代教養学部国際社会学科国際関係専攻3年次編入合格
A.Nさん
編入制度についてはいつ知りましたか?
高校の進路の先生や父から大学受験に失敗した時には、短大に進学して編入というコースがあると教えられていたので、高校3年の12月には知っていました。
どうして国際関係を学ぼうと思うようになったのですか?
短期大学では英語学や英文学を学んでいて、特に国際関係を学んでいたわけではありません。短期大学1年の夏休みに課外活動でアジア学院に行った時に、アフリカや南アジア・東南アジアから農業研修で来ていた研修生からそれぞれの故国の人々の生活状況を聞きました。その時にどうして途上国の人々は貧しいのか、どうすれば貧困から脱することが出来るのかとの疑問を持ちました。その答えを見つけたいと思ったことが国際関係を学びたくなった理由です。途上国の人々がどうして貧しいのかという理由をはじめ、途上国の事を知るために国際協力・国際開発が専門的に学べる国際関係の授業が開講されている大学に編入しようと決めました。
国際関係の受験勉強はいつ頃から始めましたか?
短期大学1年のアジア学院での経験から国際関係、特に国際協力・国際開発を学べるところに編入しようと決めたからには何か国際関係の本を読もうと、『国際関係キーワード』 (有斐閣双書)を読みました。本格的に勉強を始めたのは短期大学2年生になり中央ゼミナールに入学してからです。どの本を読めばよいのか、どのように勉強すればよいのか等色々考えるより、予備校の先生の指導に従って勉強した方が効率がよいですよ。
受験対策に中央ゼミナールを選んだ理由は何ですか?
短期大学の編入ガイダンスで、先輩から中央ゼミナールは情報量が豊富で合格実績があると聞きました。帰宅後インターネットで検索してみると、過去数年の合格実績が掲載されていて国際関係が学べる大学に合格者を出していることがわかり、先輩の話している通りでした。次にインターネットで他の編入予備校と設置されている授業や料金を比べてみました。他の編入予備校には「小論文」の授業はあっても「国際関係」という専門の授業はありませんでした。料金については、授業回数と面接指導の回数を比較すると中央ゼミナールの授業料は安いと思い中央ゼミナールに入学を決めました。
受験勉強はどのようにしましたか?
中央ゼミナールの教材を中心に何回も繰り返し勉強しました。中央ゼミナールの教材以外では先生から頂いた参考図書のリストを利用しました。参考図書リストには国際協力・国際開発に関連する本が何冊も記載されていたのですが、その中から3冊選び読みました。読んだ本は『国際協力』(有斐閣選書)・『貧困の克服』(集英社)・『日本はなぜ地球の裏側まで援助するのか』(朝日新書)です。また国際協力・国際開発分野以外で読んだ本は先生から薦められた『国際関係学』(東京大学出版会)と『国際紛争』(有斐閣)の2冊です。
編入後の研究テーマはどのように決めましたか?
受験する大学を東京女子大学に決め、先生に相談した結果、「国際協力・国際開発」をテーマに選ぶと、専攻は経済学専攻になり試験問題は経済学になることが考えられるとのことでした。東京女子大学は学部・学科変更後初めての編入試験なので過去問題がないから経済学の問題が出るとは断定できないが専攻を変えて受験した方がよいとのことでした。経済学は勉強してなかったのでこれでは大学に編入できないと思い、国際関係専攻で学べる範囲から選ぶことにしました。国際協力・国際開発を学びたかったのですが編入学するためには研究テーマを変えることも仕方がないと考え中央ゼミナールの授業で学んだなかで国際協力・国際開発以外で一番興味があった「パブリック・ディプロマシー」に決めました。外交はハイポリシー(平和・領土)からローポリシー(経済)へと重要な課題が変化してきましたが、今一番重要なものはイメージでありアイデンティティとなっていると中央ゼミナールの授業で習いました。歴史問題(従軍慰安婦問題・教科書問題)等で歪曲されたイメージと判断が流布されることは日本にとって極めて大きい問題であり、イメージの問題がパブリック・ディプロマシーの問題であるとのことでした。今年映画『ザ・コープ』の上映問題があったこともパブリック・ディプロマシーに研究テーマを決めた理由です。
志望理由書作成と面接対策はどのようにしましたか?
パブリック・ディプロマシー」についての本は少なく、テキストや先生から頂いたプリントを中心に志望理由書を作成しました。国際関係の授業で学んだことが志望理由書の作成に役立ちます。授業で習ったことを十分に復習しておいた方がいいですよ。面接対策については何回も模擬面接を受けることで対策が出来ました。模擬面接で得た知識は本番の面接試験でも十分役立ちました。必ず模擬面接をうけて本番に臨んでください。
受験勉強で苦労したことはありますか?
編入試験の専門科目が短期大学で学んでいる英語学や英文学ではなく、国際関係だと言うことです。苦労したこととしては国際関係は短期大学の授業にはなく、まして今まで学んだことがない学問分野なので一からの勉強となったことをあげることができます。初めて学ぶ国際関係の勉強は苦労しましたが、中央ゼミナールのテキスト中心の勉強で克服できました。
短大の勉強と両立出来ましたか?
最初の質問で答えたように短期大学入学時点から編入学を考えていたため、1年次に出来るだけ多くの単位を取得していたので、2年次には短期大学に登校しない日を作ることもでき、両立することが出来ました。2年次には短期大学の授業を編入試験対策に利用しようと考え英語等関連科目を多く履修していました。
今回の受験勉強で何か辛かった事はありますか?
受験勉強で辛かったことは2点あります。勉強の点では、論理的に考えることが出来なかったことや専門知識が不足していたためか小論文の点数がなかなか上がらなかった事です。私生活の点では、短期大学や高校の友人たちは旅行・食事を楽しんでいる時に自分は編入試験の勉強をしなくてはならず、一緒に遊ぶことが出来なかった事です。
編入試験合格には何が大事だと思いますか
2点考えられます。まず第1点は点数が上がらなくてもあきらめず努力を続けることです。編入試験は記述式の設問が中心の試験です。中央ゼミナールはこの出題形式に対応していて授業中に答案を提出して、次回の授業で添削された答案が返却されるシステムです。毎回試験を受けているようなもので自分の実力が毎回分かります。自分の例から話しますと英語は一定の実力がつくまで点数は上がりません。1学期中は点数が上がらなくても努力を続けてください。必ず2学期には点数が上がります。第2の点は2学期になると過去問題に目を通しておいて下さい。出題者が変わると出題傾向が変わることもあるでしょう。しかし過去問題に目を通すことは今の学力を測るのに役立ちます。
最後にこれから受験する皆さんへのメッセージをお願いします
頭が良くなくても努力すれば受かる試験が編入試験なので挑戦してみる価値があります。編入試験は大学受験に失敗した人にもう一度チャンスを与えてくれるようなものです。学歴を変える最後のチャンスと考えてチャレンジしてください。
インタビューへのご協力ありがとうございました。
埼玉大学教養学部グローバル・ガバナンス3年次編入合格
S.Sさん
いつ頃から国際関係を学びたいと?
子供の時から客室乗務員になるのが夢で、短大も外国語系に進学しました。希望通り航空会社に就職後、子供の頃からの夢が達成されたこともありその後の展望が見えず探していました。そのような頃寄港地における出来事(当地の治安悪化、利用していたホテルでのテロ等)から仕事に支障が出ることもあり、航空会社と国際関係の間には密接な関係があることがわかり、国際関係に興味を持ち、国際関係の本を読んでいて、大学で専門的に学びたいと思うようになりました。
中央ゼミで受験対策をしようと考えた理由は何ですか。
インターネットで検索して中ゼミの出版物に出会いました。本から情報量や合格者が多いことがわかり、体験記に自分の志望大学の合格者が出ていたので話をうかがいに来てこの予備校は信頼できると確信し入学しました。
どのように受験勉強をしましたか。
英語・専門とも中ゼミの教材を中心に何回も繰り返し勉強しました。英語は自分では並くらいの実力はあると思ってましたが、中ゼミで基本的文法を学んだことで英語を正確に理解して訳することができるようになりました。専門では先生から教えていただいた参考図書から、『国際関係キーワード』『国際関係学』『国際紛争』『国際協力』『貧困のない世界を創る』『開発援助の社会学』等を読みました。
社会人編入ではなく一般編入で受験していますがその理由は何ですか。
埼玉大は社会人編入では英語の試験はありませんが、入学後は当然原書講読の授業もあるはずで、英語力を身につけておくことが必要と考え一般編入を選びました。
研究テーマはどのように決めましたか。
いくつか途上国に仕事で行きましたが、日本と途上国との経済格差に衝撃を受けていました。国際関係の中でも国際協力を、その中でも自助努力だけでは貧困を打破できない途上国の人々の役に立つのは何かと考え「マイクロ=ファイナンス」を研究テーマに選びました。
短大卒業後何年も社会人を経験して、大学に行くことに不安はありませんか。
国際関係は奥の深い学問で、今後2年間で知識をどのくらいつけられるか不安はありますが、心配ばかりしてたのでは前に進むことはできません。今年1年間で編入試験に合格できたのだから「やれば何とかなる」と考えています。
最後にこれから受験する皆さんへメッセージをお願いします。
「意志あるところに道は開ける」と私は考えています。迷いや不安は勉強することで解消できます。アドバイスとしては、一つ目は過去問に目を通しておくこと。出題者が変われば傾向は変わりますが、今の自分の学力を測ることができます。二つ目は小論文を履修して下さい。考える力がつきます。三つ目は2学期の国際関係論文ですが、教材の最後に当日扱った時事問題の対応や対策がまとめられていて、非常に役立ちます。中央ゼミの授業内容を自分のものにすることができれば合格できます。中央ゼミを信じてがんばって下さい。
インタビューへのご協力ありがとうございました。
東京外国語大学外国語学部欧米第一課程(現 国際社会学部国際社会学科)3年次編入合格
M.Uさん
ご多忙中、インタビューに協力いただきありがとうございます。まずは高校卒業後の履歴についてお話いただけますか。
高校卒業後日本外国語専門学校へ進学しました。その後中央ゼミナールを経て東京外国語大学外国語学部欧米第一課程に編入しました。東京外国語大学卒業後は新生銀行を経て現在スタンダードチャータード銀行に勤めています。
高校から大学ではなく専門学校に進学したのはどうしてですか。授業料が大学より専門学校の方が安かったからですか。
専門学校に進学した理由は授業料が安かったからではありません。逆に私が進学した専門学校の方が大学より授業料は高かったと思います。高校卒業の時は英会話等の実践的語学力を身に着けるには大学より専門学校の方が適していると考えたからです。
実践的語学力を身につけるために専門学校に進学したのに、どうして編入を志望するようになったのですか。
その理由は二つあります。一つは就職できる会社が制限されていたこと、二つ目は一つのことをもっと詳しく学びたくなったからです。それぞれの理由についてもう少し詳しくお話します。専門学校では3年コースに入学しました。1年次に国際政治や環境等の国際関係を英文で学んだことで、国際関係に興味を持ったのですが語学の専門学校では3年コースに在籍していても国際関係を専門的に学ぶことは難しく、就職のことも考え2年次からは2年コースの英語通訳科に移り就職試験にのぞみました。就職活動を行ってみましたが、専門学校生を受け入れる会社は限られていました。そこで将来の可能性を広げる為には、大学へ編入したほうがいいと考えるようになりました。さらに専門学校では英会話のように表面的なことは学べても、ものの考え方までは身につけることができず、ものの考え方を身につけるには大学に編入しゼミに入り、互いに議論しながら正しいものを見つける訓練をするしかないと考えたからです。
どうして国際関係の学べる大学への編入を考えたのですか。
専門学校で国際関係について書かれた英文を読んだことは話しましたが、これがきっかけで国際機関での仕事に興味を持つようになりました。国際機関で働く為には国際関係を専門的に学ぶ必要があると考えたからです。
編入試験準備のために通学する予備校として中央ゼミナールを選んだ理由を聞かせてください。
いくつかの編入予備校を回りましたが、中央ゼミナールが授業料内で履修できる授業数が多かったことが選択の理由です。しかも単に履修できる授業数が多いだけではなく授業が国際関係の英語・国際関係の論文のように専門化していたからです。また中央ゼミナールの授業中に提出した答案が添削されて次回の授業で返却されるという点も他の予備校にはないことでした。編入試験の出題形式は客観式ではなく記述式中心なので、自分の解答のどの部分がよいのか又どの部分が悪いのかは第三者に見てもらわなければ分かりません。このような出題形式の編入試験では独学で合格することが難しいと考え予備校に通いました。編入試験の結果は国立4大学を受験し、全て合格することができました。合格大学は宇都宮大学、大阪外国語大学(現大阪大学)、東京外国語大学、埼玉大学です。
東京外国語大学外国語学部欧米第一課程英語専攻に編入学していますが、編入生は編入後大変でしたか。
一般入試で東京外国語大学に入学した1・2年生は週3日位英語漬けの日があるのですが、3年次に編入した場合は1・2年生が大変だといっている英語漬けはなく、専門中心の勉強ができます。編入生の場合は自分の学びたいことを中心に学べるというメリットがあります。せっかく東京外国語大学に編入学したのだから、私は英語の授業をできるだけ多く履修しました。編入学を機に大学卒業時には国家公務員として外務省に入省する目標を設定しました。国家公務員になる目標を達成する為公務員試験予備校とのWスクールを始め、一年留年して公務員試験を受けたのですが合格できず就職しました。
では大学卒業後のことについて話してください。
東京外国語大学卒業後、新生銀行で3年間営業職についた後、語学を使い活動できる銀行ということでスタンダードチャータード銀行に転職し現在に至っています。
最後になりますが大学編入を経験したことで良かったことはありましたか。
良かったこととして3点あげることができます。まず第一の点は編入すると周りの環境が変わるということです。編入していなかったなら会うことができないような人々と人間関係がもてたことであり、そのことが自分に上昇志向を持たせてくれました。第二の点は編入試験対策は4月下旬から始めて11月下旬には終る短期間の受験勉強です。そのために集中力を高めて受験勉強をしなくてはならず、その結果必要な時に集中力を高めることができる訓練ができたことです。第三の点は中央ゼミナールの授業で学んだことが今も役立っていることです。小論文と国際関係論文の授業の今に至る影響についてお話します。小論文の授業で、ものの考え方を身につけることができました。小論文を学んだことは論理的に話すことにも役立っているようで、顧客から説明が分かりやすいとの評価を得ています。金融商品を説明する時も分かりやすく説明できているようで営業成績アップにつながっています。国際関係を学んだことは、世界情勢や時事問題をどう見るかということに役立っています。現在外資系の銀行に勤めていますが外国人の同僚と国際情勢等について話しても自分なりの意見を言うことができます。最後にもう一点あげると、当然のことですが、編入学をしてなければ大手銀行には就職できなかったでしょう。