看護3年次編入のコツ

看護3年次編入担当、宍戸部長に「看護3年次編入のコツ」をお聞きしました。インタビュアーは、ステップアップサポート部事務職員です。

インタビューの様子

宍戸部長プロフィール

20年以上にわたって、編入学予備校中央ゼミナールで大学編入・転部試験、社会人入試などの指導にたずさわっている。

主な著書に『ナ-スのための大学・大学院の歩き方』『看護+医療~社会人・学生のキャリアを活かせる進学』(オクムラ書店刊)など。

各種ガイダンスや全国の短期大学で講演を行うなど、啓蒙活動も行っている。

今年度の受験も終わりましたが、中ゼミ生はいかがでしたか。

もともと学生数の多いコースではありませんが、国公立を中心に多くの中ゼミ生が無事に合格しました。具体的には、横浜市立に4名、山梨に3名、群馬・埼玉県立・大阪市立に2名ずつ、筑波・千葉・京都府立・神奈川県立保健福祉に1名ずつ、私立では、日赤看護、昭和、東海などに合格しています。看護3年次編入の倍率が、どこの大学も3倍から5倍以上であることを考えると、中ゼミ生の合格率はとても高かったと思います。

どうしてそのような好成績をあげることができたのでしょうか。

看護3年次編入の試験内容に適した授業を行っていることが大きいと思います。たとえば編入試験の英語は医療に関する長文の読解が中心です。中ゼミの授業では、看護3年次編入の過去問題を受講生に全訳していただき、講師が答案を添削して点数をつけます。受講生は戻ってきた自分の答案をみながら解説授業を聞いて、自分の訳のどこが評価されなかったのか、確認できます。講師の方も受講生がどういうところでミスしているのか確認できますし、一人一人の学力を確認できるので、個別のアドバイスもできます。

看護は社会人で受験する方が多いので、英語はずっと遠ざかっていたり、苦手な人も多いと思いますが。

確かにそうです。英語は本番の試験でも本当に差がつきます。でも、中ゼミには英語のレベルが複数ありますから、安心してください。中学英語から勉強する基礎もありますし、単語・熟語の小テストも授業内で行います。長文読解が中心ということは対策は立てやすいということです。以前の学生には中学英語と編入レベルの英語を並行して勉強して、東京医科歯科大学に合格した人もいますよ。

看護学はいかがですか。

中ゼミでは各大学の過去問題を10年前から収集していますので、各大学の試験傾向を踏まえた授業ができることが大きいですね。看護学は基本は国家試験レベルですが、国試には出ても編入では出ない問題、逆に編入ならではの問題もあります。記述で出題するところがあるのも編入試験の特徴です。ですから、看護学は記述対策も取り入れ、添削指導付きで行っています。学生の皆さんからも、中ゼミでやった範囲をしっかり習得すれば、看護学は対応できると評価をいただいてます。

小論文はいかがですか。

意外かもしれませんが、小論文が合否の決め手になることもあります。特に英語のない大学。千葉大や埼玉県立がそうですね。看護学では大きな差がつきませんが、小論文は時間内に書けなければアウトですし。中ゼミでは看護3年次編入の出題傾向を分析して、頻出問題を中心に講義+実作+添削指導をします。英語も同じですが、添削されて戻ってきた答案を、自分でもう一度勉強し直して、再提出できるところが大きいと思います。合格している人たちは、この再提出制度をよく利用しています。中ゼミ生の合格には小論文指導の充実が大きく貢献していると思いますよ。

筆記の対策は万全ということですね。

でもそれだけでは受かりません。最後の決め手は、大学に出願時に提出する志望理由書の指導や面接対策ですね。ですからそこには特に力を入れています。私がほぼ全員の学生と個別面談を行っています。回数制限はありませんから、人によっては21回以上、来ますよ。特に、7月、8月は、看護3年次編入志望者の面談で、午後の時間帯は予約がいっぱいでしたね。私は全体の責任者でもあるので、他のコースの学生からもみてほしいといわれるんですが、看護3年次編入の方はとても熱心で。つい、指導に力が入ります。

志望理由書の指導ではどういうところに気をつけていますか。

一人一人、編入を志望する動機は違いますから、それぞれの思いを大事にしつつ、大学の先生が納得してくださるようなレベルの志望理由書に仕上げることですね。中には、漠然と編入したい…という方もいらっしゃるので、何回も何回も面談して、いろいろな話をお聞きしながら、志望動機が明確になっていくようにお手伝いもします。看護3年次編入は看護師としての適性もみますから、その方が看護をどう考えているのか、そこがとても大切です。

今年度、看護3年次編入コースを指導していて、印象に残ったことはなんですか。

実は、国公立で最後に試験を実施するのが11月の大阪市立大学なんですが、そこまで結果の出ていなかった2名の学生がチャレンジしたんです。社会人と看護専門学校生だったんですが、二人とも今年ダメだったら編入はあきらめるということで、本当に必死に頑張っていました。私も個別の面談などでできるだけ応援したんですが、そろって合格したときは、ほんとうにうれしかったですね。こういう時に、この仕事をやっていてよかったと思います。

他に看護3年次編入を志望する方に特有な傾向はありますか。

他学部の編入試験に比べて学生が忙しいということでしょうか。仕事を辞めて、受験に集中できる方は十分合格できると思いますが、中には働きながら中ゼミに通学する看護師さんもいます。特に三交代で働いている方は、受験勉強の時間が確保できなくて大変です。合格する方も結果のでない方もいらっしゃいます。看護学生も同じです。受験勉強に取り組みたい時期に実習が続きますから。そのような悪条件の中で結果を出すには、少しでも早くから受験勉強に取り組んで頂くしかありません。ですから、中ゼミでは看護3年次編入コースが全コースに先駆けて、プレ学期を開講するんです。

これから中ゼミへの入学を考えている方に何かお願いします。

看護3年次編入をやりとげるには、適切な対策と精神的な支えが必要です。中ゼミの一番の特徴は、一人一人に対する親身なサポートだと思っています。もちろん、情報量も豊富です。 1月27日にはガイダンスもありますから、ぜひ、参加してください。この日、参加できない方も、とにかく一度、中ゼミに足を運んでください。私の話を直接聞いていただいて、その上で、他の予備校と十分比較していただき、納得して入学していただければと思います。ご来校をお待ちしています。