社会人コース合格者座談会

司会

中央ゼミナールステップアップサポート部 宍戸部長

中央ゼミナールステップアップサポート部部長の宍戸です。私はステップアップサポート部の責任者であると同時に、社会人コース担任として、これから社会人1年次入試を目指す社会人の方の指導を担当しています。

この座談会は、法政大学キャリアデザイン学部社会人入試に合格された元中ゼミ生のお二人にお集まりいただいて、社会人としての受験対策や進学後の学生生活について、いろいろとうかがったものです。ぜひ、参考になさってください。

出席していただいた元中ゼミ生の皆さん

冨士原さん

法政大学キャリアデザイン学部社会人入試合格

林さん

法政大学キャリアデザイン学部社会人入試合格 林さん

宍戸合格おめでとうございます。まずは、今のお気持ちをお話しいただけますか。

うれしすぎて、ふわふわした気持ちです(笑)。まさか、合格するとは思っていなかったので……。

宍戸本当に良かったですよね。

ところで、林さんが初めて中ゼミにいらしたのはいつだったんでしたっけ?

初めて来たのは、去年の3月です。3月の下旬にいろいろと予備校を探していろいろなところに行きました。それで、インターネットで中ゼミを探して、来ました。

私は短大を中退をしているので、勉強をすることにずっと悔いが残っていました。それが社会人入試を受験しようと思った最大の理由です。大学のパンフレットやカリキュラムなどを見て、法政のキャリアデザイン学部が合っているなと思いました。ただ、受験者が多いので、正直自分は無理かなとも思っていました。それから、法政のキャリアデザインって、3月に試験ですよね。一番最後なので、続くかな、という不安な気持ちもありました。本当に行きたかったキャリアデザイン学部に合格できたこと、うれしいです。

宍戸冨士原さんはいかがですか。

冨士原そうですね。うれしいというか、むしろ、大変だな、というのが正直な気持ちです。仕事との両立、とか。もちろんうれしいんですけれどもね。でも、喜んでいる場合じゃないかな、とか。英語もやっていかなくちゃいけないし。

私も英語が心配です。

冨士原第二外国語は選択みたいですけれど。

冨士原さん、冷静ですね(笑)。私はこわくて、ホームページの合格発表を見ることができませんでした。それで、合格発表の翌日、合格通知書の入った封筒が自宅に届いて、合格を知りました。そのとき、もう、家中で大騒ぎで、今まで生きてきた中で一番うれしかった(笑)。それまで自分が行きたいところに受かったことがなかったし、受験って勉強しないでなんとなく受けてしまったことが多かったので。母も感激していました。また、受験することを話していた友人達やいとこ、会社の上司、高校の時の先生などいろいろな人がほんとうに喜んでくれました。友達とか仕事中なのに電話くれて(笑)。嬉しかったですね。

宍戸そうですよね。私たちも林さんから合格のお電話をいただいたときに、ものすごくうれしかったんですよ。本当に良かったなあと思います。

ところで、お二人とも、社会人入試を受験されようと思ったきっかけは何ですか。

冨士原教養の足りなさを感じていたからです。雑学ってたいしたことないですよね。そういう話ではなくて、教養を身につけたいと思いました。宮崎哲弥の前でも話したい、宮台真司とも論争したい、みたいな(笑)。作家の先生や映画監督さんなんかと話すときでも、教養があると楽しく酒が飲めるし(笑)。ピスタチオ一個からイランの話になるとか。「運動靴と赤い金魚」とか。豊かっていうのはこういうことかな、と思って。

友達で明治大学を卒業した人がいるんですが、ある時、私がこの歳にもなってなんとなく過ごしているのを見かねて「この先の自分の人生ちゃんと考えた方がいいよ」と言ってきたんです。自分でも、アルバイトとして働いていて、一生この形態で働くのはどうなんだろうと真剣に思うようになっていたのですが、まさか自分が今から大学に行けるわけがない、自分の人生は短大中退で終わるものだと思っていたので、もし生まれ変わることができたら大学に行き、ちゃんとした人生を歩もうと勝手に決めていました(笑)。それを言ったら、それなら今やりなよとバッサリ言われて(笑)。それに、合格できるかどうかは努力次第だよ、と言われました。でも、受験者は多いし、自分は短大を中退しているし。そういう不安な気持ちもありました。自分は社会人入試が求める人間ではないんじゃないか、そうなったら一般入試で受けるしかないのか、と悩んだりもしました。だとしたら、1年間の受験準備では無理かな、と思ったり。

そんな時、大学を卒業した従姉が、その後自分で働いてお金をためて、海外留学に行きました。私よりも2つ上の従姉です。彼女が出発するときに、やりたいことがあるなら今からでも全然遅くないよと言ってくれました。それが去年の1月です。そう言われて、そこで決心がつきました。それまでも大学に入学したいと思っていろいろと調べてはいたんですが、行動に移すことができないでいました。いとこが、後悔しないようにやりたいことはやったほうがいい絶対やればできるから、と励ましてくれました。なので、自分には無理かなと諦めてしまいそうな方にも、やればできると話してあげたいと思いますね。今は、将来そういった人を支援する仕事にも興味があります。そういったことをキャリアデザイン学部で学んでいきたいとも思っていますし。過去の経歴は変えられないですが、自分の経験を生かしつつ就職できれば一番いいと思っています。本当に学びたいという気持ちがあっても、過去の経歴なんかを気にして諦めている人もいると思うんですよね。学びたい意志があるのに諦めてしまうのはもったいないと思います。

また、私は社会人入試を受験しようというのは自分で決めたことなので、納得した大学に行きたいと思っていました。今から大学に行くわけですから、どこでもよいといわけではなくて。もともと社会人入試があるところは限られていますし。

宍戸冨士原さんの中ゼミ入学はいつでしたっけ?

冨士原GW明けからです。少し、授業が始まっていました。 やっぱり、直接的なきっかけは、「そのまんま東」ですよ(笑)。予備校は、中ゼミと青山IGCに行きました。

私も青山IGCはインターネットで調べたんですが学費が高かったですね。

冨士原私は、通学しやすいという意味から、中ゼミを選びました。小論文と英語を受講してきました。毎日仕事が終わったあと、毎晩一時間ずつ、というように勉強してきました。

宍戸そうですね。でも、学びたい意志があっても、受験勉強を続けていくのは大変なことだと思います。お二人が最後まで遣り通せたのはどうしてだと思いますか。

冨士原そうですね。やっぱり、見栄を張らなかったのが良かったのかなと思います。私の場合、小論文を書くときに見栄を張ってもだめだから、まずは「週刊こどもニュース」から始めました(笑)。それから、『ジュニアエラ』、毎日新聞から出ているものを定期購読して、そういうところから、自分をごまかさないで勉強をしてきました。経済のタームとか知らないし。それが何っていうのは勉強してこなかったらわからないじゃないですか。そうすると、一番わかりやすく書いているのは小学生向けに書いてあるものだと思うんですよ。そういうものに格好をつけないで戻って、勉強してきました。

英語も中2の問題集からやってみろと千頭和先生に言われたので中2からやってみて、中3、高1とだんだん進めていきました。

一つ、生意気な言い方をさせていただくと、中央ゼミナールに来ている方の中にも挫折した方っていたと思うんですよ。挫折した方っていうのは、たぶん、格好つけているから挫折していったんじゃないかと思いますね。本当に勉強したいのか、というところが弱かったんではないでしょうか。 本当に勉強したいのかというのは、学問に対して真摯であるかということもありますが、今の自分の置かれている状況に甘んじていていいのかという意味でも。安部譲二が言っていることなんですが、自分の5年後を考えてみろ、と。5年後に自分がどうなっていたいのか、それを考えると今やらなければならないことがわかるだろう、と。そんなことを考えています。

宍戸そうですよね。先のことを考えながら学ぶ内容、志望校を決めていくことは社会人の方にとっては特に大切ですよね。

私は、今のまま、つまり、短大中退の学歴のままだと実際に仕事を探すのが厳しいなと感じています。短大中退だと、仕事があってもそれほど良い条件のところはありません。前の短大は、親がお金を出してくれたから気軽にやめてしまった部分もありますが、今は全部自分で学費を出しています。ですので、少しでも無駄にしたくない、しっかり学ぼうという気持ちで取り組んでいこうと思っています。

宍戸受験勉強を進めていく上で、中ゼミをどのように活用しましたか。

私は、社会人小論文と時事系小論文、学際系の授業を受講していました。キャリアデザイン学部の試験は小論文しかないということで、小論文には力を入れていました。私自身は、経歴が飛びぬけて良いわけではなかったので、小論文が大切だと思っていました。短大中退ということはそんなに気にしなくてもいいよとスタッフの方には言っていただいていたのですが、私自身はそれがものすごく気になっていたので。 あと、大学に入った時のことを考えて英語もいくつか履修していました。千頭和先生の授業も履修しました。英語を勉強するのは久しぶりだったので始めは自分が思っていた以上のできなさにショックを受けました。でも、せめて単語のテストは毎回満点をとるようにしようと努力しましたし、千頭和先生が出す課題は絶対にやるようにしました。そのうち4月よりは確実に上達していると感じることができました。千頭和先生の授業はいい緊張感の中で勉強ができた授業だったと思います。

それから、面接の練習を何度もできたことも良かったです。私はとにかく面接が苦手だったので。いろいろな先生に見ていたのが良かったです。とにかく利用できることはとことん利用しました。

宍戸林さん、本当に面接での話し方も変わっていったし、小論文もしっかりと書けるようになってきていましたよね。

自分は自信がないですけれども。

冨士原そんなことないですよ。林さんは本当にご自分が持たれている力を活かしきれてないんじゃないかな。もったいないですよ。

本当に自分に自信がなかったので。でも、今回試験を突破したことで、認められたような気がしています。3.8倍の試験でしたから。

冨士原え、そんなにあったんだ。俺、全然知らなかった(笑)。

そうだったんですよ。

冨士原そんなに難しい試験なんて知らなかった。俺、すごいね。今知った。

えーっ、知らなかったんですか! だから、本当に大変だったんですってば。しかも、合格者はたった6名だけだったし。

冨士原いや、はじめにその倍率を聞いていたら、試験に受かってなかったかもしれない(笑)。おどおどして。このうちの3分の2は受かると思っていたから、気楽に受験できたのかもしれない。

宍戸なので私たちも、本当に必死に対策をしたんですよ(笑)。

冨士原そうだったんですか。いや、本当に合格できたのは、中央ゼミナールにいたおかげだと思いますよ。同じ大学を受ける方と一緒に学べたというのも良かったと思います。

はじめは同じ大学を受験する人と一緒に勉強するのは嫌だと思っていたんですけれどもね。周りはみんな敵だと思っていたので(笑)。

冨士原本当に一緒に学べて良かったです。こういう授業の中で、自分自身も素直になれたことも良かったと思っています。先生に言われたことをしっかりと書いて、結論を最初に書いて、序論と結論も一貫性を持たせるように書けたと思います。ただ、今年は字数制限が無くなったので、少し動揺しましたけれど。

宍戸本当にお二人とも最後までがんばってくださっていましたよね。やっぱり、やればやっただけのことはありますよね。

冨士原本当に先生が触媒になってくださったと思います。それぞれが一年間かけてやってきたことを、入試に合うように指導していただいて、本当に良かったと思っています。

本当に中ゼミに入って良かったと思っています。中ゼミに入る前に河合塾の説明会にも行って個別相談も受けたんですが、法政のキャリアデザインは倍率も高いし、社長さんのような経歴の方が同じ受験者の中にいたら厳しいよ、と言われたんです。マイナスの感じだったんですが、中ゼミではそれは関係ないからと言われて。河合塾に行ったときには、もう自分は社会人入試は無理だなと思いました。私は、とにかく過去の経歴がネックだったので。でも中ゼミでは、今までこういう人が受かっていると話してくださったので、自分にもできるかもしれない、がんばろうと思いました。

宍戸本当にお二人とも良かったですね。次に、ご卒業のご報告をお聞きするのを楽しみにしています。これからのお二人のご活躍をお祈りしています。本日はありがとうございました。