大学編入~筑波、明治、早稲田大学への出願迫る!③

 今日は昨日の続きで(と言いつつ、アップが遅れまして申し訳ありません)、筑波大学社会・国際学群社会学類、明治大学各学部(理工学部除く)、早稲田大学社会科学部について、私の頭に浮かぶことを並べていきたいと思います。
 まず、志望理由書や面接の重要度ですが、これはどの大学でもしっかりした準備があって当然、そうでなければ、面接で残念な結果になることもあり得ると考えるべきでしょう。
 特に、毎年多くの方が受験する早稲田大学社会科学部では、筆記の結果だけでは差がつきにくいと推察されます。志望動機も明確で面接時の受け答えもしっかりしている、これで初めて合格が得られます。出身学校名を気にする方もいますが、中ゼミでは偏差値50前後の大学から合格したケースがありますので、当日の筆記と面接(志望理由書)で決まると思って準備して下さい。
 志望理由書から読み取れるのは編入に対する熱意だけではありません。自分の思いを明確に相手に伝える文章力、そして、日頃どの程度、問題意識を持ち物事を考えているのか、専門科目を勉強しているのか、それらのすべてがみえてしまいます。たんに紙面を埋めればよいわけではありません。少しでもしっかりした志望理由書を書く必要があります。
 なお、面接ですが、明治大学情報コミュニケーション学部のみが筆記試験合格者を対象としており、明治の他学部、他の大学は全員面接です。また、筑波は全員面接でありながら、筆記試験の翌日に面接を実施します。面接重視と言われるゆえんです。
 次に、明治大学国際日本学部が、受験資格となっている語学検定のスコアをどのように考えているのか…も気になるところです。TOEICで言うと2年次が610点、3年次が640点、決して、高いとは言えません。あわせて英検が採用されていれば、上智大学のようにあくまで受験資格で、合否には関係ない…と言えますが、残念ながらそうではありません。
 でも、安心して下さい。中ゼミで合格した人の情報では、スコアは合否には関係なさそうとのこと。もちろん、鵜呑みにはできませんが、もう時間の余裕はありませんし、堂々と現在のスコアで勝負して下さい。
 さて、今年の受験者数はどのくらいになるでしょう。明治は残念ながら3年次編入の実施学部学科が少ないため、中ゼミからの受験者は例年より少なくなりそうです。早稲田社会科学も、合格者数が2年続けて少なかったことから、昨年に引き続き今年も受験者が減るものと予想しています。筑波は例年通り…と言いたいところですが、そもそもここ数年、全国的に編入試験全体の受験者が減っています。それから、今年の中ゼミ生は順調に国立大学に合格しています。従って、こちらも受験者数は減るものと、私は予想します。さて、どんな結果になるのやら。
 後は試験の難易度ですが、こちらは年明けに。中ゼミの冬期講習には上記大学の対策講座がそろっています。よろしければお気軽にご相談下さい。