大学編入~合格体験記から学ぶこと②

 今日は、メールで届いた2件の合格体験記を読んで、本当に感心しました。文章もしっかりしていますし、自分自身の思いに加えて、これから受験する方に向けての細やかな気遣いにあふれた体験記です。さらに、受験した個々の大学に関する詳細な情報も貴重なものでした。中ゼミ生にしか読んでいただけないのが、残念なくらいです。
 その中から、二つの体験記で触れられていたごく一般的な注意事項を拾ってみると、たとえばホテルの予約と受験会場の下見です。早めに予約しておかないと金額の高いところしかとれない…、試験会場への距離、かかる時間を考えてホテルを選択…。○○大学は山の中にあり、バス停の位置や時刻表の事前確認が必要…など。
 特にバスについては、ずっと以前ですが、東北地方の国立大学を受験した学生のエピソードを思い出しました。バス停で待っていても全くバスが来ず、よくみたら休日はバスがなかった…慌ててタクシーを探した…というものでした。日頃、交通の便が行き届いている地域で生活している方は、十分気をつける必要がありますね。
 受験というと、つい、筆記の対策にとらわれがちですが、こういうことも実は大切です。試験会場に間に合うのか、持ち合わせの現金で足りるのか…などで不安を感じたり慌ててしまって、試験本番で力を発揮できないのでは困りますから。以前、スーツの下のスカートを忘れていて、困り切って、結局、ホテルの方に頼み込んで色の違うスカートを借りたという学生がいましたが、結果は残念だったということがありました。
 また、これは中ゼミ生の見聞ですが、試験会場に遅刻してくる人、筆記用具を忘れて試験官に鉛筆やら消しゴムやらを借りる人、試験が始まってすぐに寝てしまう人、面接の時にはいなくなる人など(最後の二つはちょっと話が別(^^;))、びっくりするような受験生が、一人二人はいるようです。
 受験スケジュールには、ぜひ、便利でリーズナブルなホテルの1ヶ月前の予約と、試験会場の下見をいれて下さい。宿泊するときは着替えや筆記用具の確認も忘れないように…。なんて、小学生ではないと怒られそうですね。