いよいよ新年度がスタートします!

14日は、中央ゼミナールで大学編入コースの開講式・総合ガイダンスが行われました。参加して下さったみなさん、本当にありがとうございました。


 ところが、これから受験生活が始まるスタート地点にあたるというのに、当日は厳しい激励ばかりで不安を感じた方もいらしたのではないでしょうか。


 でも、ここだけの話、一般入試の時よりも少ない勉強時間で(というより、大学・短大に行きながらですから、少なくならざるを得ないですね)、一般入試の時よりもレベルの高い大学に合格可能な大学編入は、本当にチャレンジしがいのある試験だと思います。今の自分に満足していない人にとっては…ということですが。

 私が学生の時にこういう試験があったら…。理系科目が苦手で国立大学受験を早々にあきらめましたから。遠い昔のにがーい思い出ですね(>_<)。英語と専門科目だけで国立大学やマーチが受験できるなんて、今の皆さんは自分で選択さえすれば、一般入試で終わらずに新たなチャンスがあるわけです。本当にうらやましい話です。


 大学・短大時代の1年間、自分のために勉強で頑張ってもよいのではないでしょうか。それが、あなたの新しいスタートにつながるのですから。

 でも、同時に受験勉強なしで受かる試験ではない、そのことだけは、開講式できちんとお伝えしたかったんです。一般入試で、もし失敗したのなら、それを繰り返さないためにも。

 おそらく、皆さんが喜んでくださったのは、合格者の体験談でしょう。「やればできる!」という手応えを掴んでいただけたのではないでしょうか。うるさそうなおじさんおばさんの言葉より、実際に合格した先輩の言葉が何よりも実感がこもっていたと思います。

 ということで、これから合格までよろしくお願いします。

ほかの大学編入予備校と中ゼミの違いは?

 時々、中ゼミは他の大学編入予備校とどこが違うんですか?と質問されることがあります。ちょっと答えに困るのは、他の予備校のことをあまり知らないからですね。

 中ゼミは全国でも初めて大学編入の予備校を作りました。もちろん、当時、参考にする予備校はありませんでした。一方で、他の予備校はコースを設置するにあたって、おそらく中ゼミのことを調べていると思われます。実際、中ゼミの説明会に他の予備校の人が来ていたとか、中ゼミに学生を入学させた…といった話を、真偽は定かではありませんが、耳にすることがけっこうあります。

 ですから、他の予備校との違いについて答えることはできませんが、大学編入予備校を選ぶ際に、チェックしてほしいことはあります。いくつかここであげてみましょう。

①毎回の授業で答案の添削があるかどうか
 大学編入試験は英語も専門科目も記述・論述が一般的です。授業を聴くだけでは本当に必要な力はつきません。インプットに加えてアウトプット、つまり答案作成が大切です。かつ、ベテラン講師に添削してもらえればベストです。復習にもなり、ただ、授業を聞くだけよりも知識が定着して自分のものになります。
 中ゼミでは英語も専門科目も小論文も、毎回の授業で答案を作成し、授業担当講師の添削を受けることができます。さらに、戻ってきた答案を復習して、講師に再提出できます。これが中ゼミ生の合格の力となっているのです。
 
②志望理由書や面接対策を何回でも受けることのできるシステムになっているか
 筆記試験でせっかくがんばっても、面接で泣くことがあります。面接は志望理由書を元に行われることが多くなります。甘くみないで準備するべきです。予備校が個別面談でしっかりサポートしてくれるのか、大切なポイントです。
 中ゼミには、法学、経済経営、社会学、人文、心理、教育、理系そのほか、各分野ごとに合計して約20人の指導スタッフがいて、受験生をサポートしています。編入では大手と言われ、面倒見が悪いと思われがちですが、逆に、個別面談の充実や面倒見の良さが何よりの自慢です。

③過去問題などの情報が充実しているか
 編入の対策では過去問題が非常に重要です。過去問を知らないで受験するのはあまりにリスクが高いと言えます。予備校として、どれだけ多くの情報をそろえているのかが、受験生に貢献するための必須条件です。
 中ゼミは私がコースを担当した30数年前から、全国大学の過去問題収集を始めました。
ですから、地方の知名度の低い大学の問題も公表していればあります。そもそも、前身となる転部科(大学夜間部から昼間部への転部)は50年前からやっているので、法政大学や明治大学の問題は昭和の頃からあります。加えて、学生が書いてくれた受験情報も中ゼミの宝です。過去問題収集には学生の協力が大きいです。先輩が残していった過去問題を活用してほしいと思います。

 私は入学相談では、ぜひ、他の予備校と比べて下さいとお話ししています。中ゼミは、全国のあちらこちらに校舎のある他の予備校と比べると、東京の高円寺という街にしかない小さなところですが(京都にあるところは全く関係ありません)、たった一つの校舎で多くの合格者を出してきました。学校法人であり専修学校の認可も頂いています。よかったら一度、ご来校下さい。建物が古くてがっかりするかもしれませんが、中身は充実しています。ご来校をお待ちしています。