まりもです。
先日来の参院選ネタ、「なぜ社会学で?」と思われる方もいらっしゃったかもしれません。
Yahoo!百科事典によれば、社会学とは
社会(文化をも含め)の構造と機能、変動と発展を人間の社会的行為とかかわらせながら、固有の概念・方法を用いて理論的・実証的に究明し、歴史的・社会的現実を貫く法則を明らかにして、現実の諸問題の解決に寄与しようとする社会科学の一部門をいう。[ 執筆者:濱嶋 朗 ]
のです。つまり、人間の社会的行為が関与するところは、すべて社会学の範囲である、といっても
過言ではないのです。
政治社会学は、社会学的手法をもちいて「政治現象」を明らかにします。
家族社会学なら、社会学的手法をもちいて「家族のありよう」を明らかにします。
このように、社会学の研究対象は領域の数だけある!!ということなのです。
しかも、社会学の良いところは、初学者にとってもとっつきやすく抜群におもしろい!!という点。
たとえば、
『ハゲを生きる―外見と男らしさの社会学 』 須長 史生 (著)
なんて、タイトルからして、悲哀を感じさせますね(泣)。
一気に浸透した「スクールカースト」は、この本からでした。
『教室内(スクール)カースト』 鈴木翔 (著),本田由紀(解説)
これは一見、教育学?と思うかもしれませんが、著者の専門は教育社会学です。
真面目一辺倒ではありません、オタクもとうぜん研究の対象になるのです!
『私の居場所はどこにあるの?少女マンガが映す心のかたち』
藤本由香里
腐女子には、「これ、読んでた~!!」「なつかしい!」「しまった、こんな名作があるのか!」
と、思わずひざをうつ内容です。現在は明治大学国際日本学部の准教授でいらっしゃいます。
とまあ、こんなのはほんとに社会学の一端で、さまざまな組み合わせが可能です。
学問的知識はいまひとつでも、
新しい社会問題に意欲を持って取り組めるという点では、
社会人こそ社会学をおすすめしますヨ☆