梅雨に②

梅雨に②

遅くなりました赤い実です。
バタバタしているうちにあっという間に時間が。
梅雨のうちに続きが書けそうでよかった。
昨日のフェアにはたくさんのご参加ありがとうございました。
有意義なアドバイスは得られたでしょうか。
思いを新たに新しい気持ちで勉強に励めることを期待します。
さて続き。
大阪のいわゆる「君が代条例」の件です。
前回は「強制という暴力」による「当たり前の崩壊」についての話をしました。
君が代を起立して歌わないことで傷つくものは何か。
たとえば「愛国心」や「伝統文化の尊重」だとします。
愛国心とはその名の通り自分の国を愛すること。
愛することとはその対象のためになることを考え、それを実践すること。
信念を持って子供たちと接し、豊かで明るい未来を広げてあげたい、
そういう気持ちで教師となった人々を、
命令や罰則で縛り、それを子供たちに目の当たりにさせることが、
果たして国を愛する心につながるのでしょうか?
伝統文化の尊重とは日本の昔ながらの良さを、
「世界的な」人間として世界に発信していくこと。
一方的な管理体制によって自由を奪われた中で、
その良さを発信する役割を担う力を、
日本人が培うことができるのでしょうか?
やはり、わかりません。
なぜ、
強制し罰し、
当たり前の幸福を奪い、
崩壊させなければならないのか。
前回の①からこれまでの間、大阪府知事の新たな発言に触れました。
これからの時代、日本以外のアジアの人々が日本で教壇に立つ日が来るかもしれないが、
彼らにもそれを強制できるのか、という質問に対してです。
「誰がそんな人を採用試験に合格させたのか聞きたい。」
私も聞きたい、と思いました。
なぜ、あなたが・・・
このぐらいにしておきましょう。
国際化が進み、そのあり方も隅々まで問われる時代、
人の上に立つ人間がそれに逆行する行動をとる国であることに、
溜め息が止まりません。
学問の道を進むみなさんや関わる私たちは、
得た知識や経た学問の道筋を踏まえ、
警鐘を鳴らす役割を担うと共に、
新たな時代における「鳴らし方」を、
考えていかなければならないのかもしれません。
ふー、書ききった!
さて、メールでもお知らせが行っていると思いますが、
明日から自習室の開室時間が早まります!
試験が近い人もいると思います。
是非朝方目指して勉強のリズムを作っていきましょう!

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