中央ゼミナールではなく中央大学

中央ゼミナールではなく中央大学

こんにちはバラックです。
今日高円寺の駅に降り立ったら突然にぎやかな祭囃子が聞こえてきました。自然と手足が動いてしまう・・・などということは全くなく、むしろ一刻も早く人ごみを抜けたいと駆け足になる自分がいました。祭りは参加しなければ決して楽しいものではないんですよね。
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆ならおどらにゃ損損
では踊りたくも見たくもない阿呆はどうしたらよいのか、という話ですよ。
いや祭りが嫌いなのではなく人ごみが苦手なのですあしからず。
そんなわけで面談室の前の廊下に「社会学掲示板」があるのをご存知でしょうか。ここにはいろいろなお知らせなどがはり付けてあります。この掲示板にトイレ待ちや面談前後など、ちょっと掲示板の前で立ち止まった時にさっと読めるような「今週の読み物」というのを設けてみました。短時間でさっと読んで論旨をつかむ練習になればと思いますので、眺めてみてくださいね。
そして今週の読み物はずばり「阿波踊り」です。これは民俗学の入門書から持ってきました。なぜ阿波踊り?阿波踊りってそもそも?と誰しも一度は疑問に思ったことがあるはず。ぜひ目を通してみてください。
さて、そろそろ本題に。
MARCH紹介も花形折り返し地点の立教を終え、次のCにやってきました。Cは中央のC
どうでもいい偶然なのですが、中央は英語で「Center」(middleだと何かと何かの真ん中というニュアンスでsね)、なのでこちらも頭文字がCになるのです!
ちなみに英語でこのcenterと対比する概念はperiphery,周辺になります。中心(中央)と周辺(周縁)という概念は特に世界システムの議論や先進国・途上国、南北問題などとも絡んできます。力のある中央部と搾取される周辺部、あるいは権力構造や搾取構造によって中心と周辺が作られる、といったようなことでしょうか。
中心と周辺という対比概念が分かりづらければ、たとえばマジョリティとマイノリティ、強者と弱者という対比とも少し似ています。
なぜこんな話をしたかというと、個人的にperipheryという言葉が好きなんですね。
「世界の周縁部の日本にペリーがフェリーでやってきた。」
というので一発でperiphery覚えませんか。覚えませんね。私だけですか。
脱線してしまったようですから話を戻しましょう。
そんなわけで中央大学。中央の中では法学部が一番ネームバリューがあるでしょうか。場所は東京の西の方、モノレールが通っていますが周囲に何もなくわりと陸の孤島状態です。マンモス大学なためキャンパスは広く、学食は何と4階建てのビルなんですね~。あとは「げんしけん」という漫画の舞台はここだったのではないかという気がします。
そんな中央ですが、社会学系で編入を目指す人にとってはあまりありがたくない大学なのです。なぜなら社会学は専攻できても編入試験を受けられるのは学士だけなんですね。つまり一度大学を卒業した人しか社会学の編入はできない!
えーーー中大行きたかったのに・・・編入できないの?
中大に行きたかったら社会学はやめた方がいいのか・・・・
と思われる方もいるでしょう。もちろんどうしても「中大じゃなきゃいや。」という方は社会学系ではなく経済系をお勧めします。
ただ社会学系から中大に行くことは不可能ではありません。これまでも社会学系の学生で推薦で中大に入った方、あるいは経済系で試験を受けた方などがいるのですよ。経済系の試験でも社会科学系・時事系の問題であれば社会学系の人でも問題なく解けたりします。
ただ行ってから学ぶ分野が経済になってしまいますし、あくまでもオプション的な選択肢と思ってくださいね。
さてさて、これでマーチ紹介第四弾も終わりです。あまり紹介になってはいない気がしますが気のせいと思い込むことにしましょう。
次回はマーチのラスト、HのHは法政のH。ということで社会学系で人気の法政大学をご紹介します。

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