新学期。

新学期。

さて、新学期が始まりました。
これを機にちゃんとした(?)ハンドルネームにしようと思い立った、
「NS」改め「赤い実」
です。
意味はいろいろありますが、とりあえずは想像におまかせします。
ぞくぞくと新入生が増えています。
みなさんもドキドキだと思いますが、
こちらもドキドキです。
これからもまだまだ増えるはず。
みなさん、頑張っていきましょう!!
今日は短いネタを2つ、社会学とからめて。
①海と人間
 最近の調査で、現在までに確認できた震災での犠牲者のうち、
実に96%が津波による水死が原因であることが判明しました。
また、同じ津波によって、被災地の田畑は深刻な塩害に悩まされ、
先行きの見えない状況になっています。
 被災地の農家の方々は、ただでさえ後継者不足の農業の衰退に、
更なる追い討ちがかかるのでは、と不安を募らせています。
 
 そもそも、海が無ければ私たち人間をはじめ、
地球上の生き物のほとんどは生まれていません。
その意味で「母なる」海なわけです。
 かつて『沈黙の春』を書いたカーソンも、
海洋環境や生物には深い愛情を抱いていました。
 その同じ海によって人間は命や生活を危機にさらされます。
 
 地球上で生きていくこと、島国で暮らすこととは、
海との対話を真剣にしていくことに他ならないのでしょう。
 もちろん、放射能汚染というまるで「報復」のような形ではなく。
→環境社会学・農村社会学・地域社会学・・・など
②健康志向と貧困
 アメリカと密接なつながり(地理的にも)があるメキシコでは、
若者を中心に「タコス離れ」と「サラダバー人気」が起きているそうです。
その背景にあるのはアメリカを上回る「肥満率」です。
 タコスはリーズナブルで庶民的な食事ですが、かなりの高カロリー食。
それを避け、多少割高でもサラダバーつきのヘルシー定食を選ぶ人々が増えているのです。
ですが、それが可能なのは比較的経済的に余裕のある階層だけです。
貧困層を中心に、「食を選べない」人々は健康志向にはなれません。
 
 もちろんこれはメキシコだけでなく多くの国で起きていることです。
 ですがお隣のアメリカと同じように
「肥満=自己管理不足」と判断されることは納得できないでしょう。
→社会階層と地域社会、健康志向と社会学・・・など。 
あんまり短くなかった・・・

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