フィクションで楽しむ社会学

フィクションで楽しむ社会学

 

コロナ対応で外出を控える方も多いと思います。

 

編入する、しないは別にして、

せっかくできたこの時間を、おもしろい本やDVDで

有意義に過ごしてみませんか?

 

例えば、社会学の知識が随所にちりばめられた

伊藤計劃の『虐殺器官』は、一気読み必至です。

虐殺器官は、予言の自己成就の呪い版といえそうです。

 

芥川賞を受賞した『コンビニ人間』は、

「ふつう」ってなんだろう?と思うようになる一冊です。

まわりから「ふつうじゃない」と思われている主人公に

深く深く共感できれば、

社会学の素質ありですよ。

 

さいごに、

DVDで観られるアニメ『サイコパス』シリーズも、

おすすめです!

人間の犯罪係数を測定し、数値が高ければ潜在犯として制裁される社会。

機械がデータをもとに判断しているとしても、

人間の手がまったく入らないわけではないですよね。

犯罪と犯罪でないものを分ける境界線は、

実は、現代社会においても「逸脱とはなにか」を決めるものさしと

通じるものがありますよね。

 

この週末、社会学的なフィクションの世界で楽しんでみませんか?^^/

 

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