世界はひとつ。

世界はひとつ。

海洋研究開発機構が10日発表予定の報告によると、
北欧ノルウェー付近北海で海水温が平年より高くなると、
その約10日後に日本に寒波が来るらしいです。
蛇行するジェット気流に乗って・・・。
詳しいことは電子英文誌「SOLA」で確認していただくとして、
今後研究が進めば具体的な数値化も含め、
より実用的なものになることも期待されているそうです。
今年のように大雪が命に関わるような事態を目の当たりにすると、
是非実現してほしいと切に願います。
それにしても、このようなニュースを見ると、
改めて地球は丸く、世界はつながっているのだ、と思わずにいられません。
そしてその世界を縮めたのは間違いなく航空機の発達です。
まさに「その一翼」を担ってきたJALが昨年から整理解雇の問題で注目されています。
そこで闘っている人のコメントを見る機会がありました。
あるテレビ局から取材を受けた時の出来事が印象的でした。
テレビ局側は「2つのシーンを撮りたい」と言って来たそうです。
一つは職業安定所で職探しをしている場面。
もう一つは公園で一人ブランコに乗っている場面。
実際には力強くたたかっている自分たちの姿とは違っていたために、取材は断ったとのことでした。
こんな風に「取材」は行われ、「実態」は「伝えられて」いくのだなあ、と
改めて考えさせられた記事でした。
NS

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