晩春の嵐の後で。

晩春の嵐の後で。

こんにちは、赤い実です。

昨日は天候や気温が目まぐるしく変わった日でした。

ちょっとした急な嵐に妙にそわそわしていました。中ゼミで。

 

中ゼミでは個別の面談が解禁になり、ぼちぼち相談に学生さんが相談に来てくれています。

授業が開講して2週間余り、始まる前は感じなかった不安やプレッシャーも多いようです。

そのような感情は、種類にもよりますが、無理になくす必要はないと私は思っています。

むしろうまく共存していく術を身につけるべきかな、と。

不安やプレッシャーは新しい段階へ踏み出したり、

集団の中で社会的に過ごしたりしているために生じる感情です。

つまり、前に進み、自らを高めようとしているからこその感情。

だから、あって、いい。

ただし、あまりにその感情が強すぎて押しつぶされ、

やるべきことができなくなるのでは本末転倒です。

不安になったら、その原因を探るのは大前提ですが、

一方で「ま、こんなもんかな」と思える強さが欲しい。

プレッシャーを感じたら、それを超える真摯な努力も必要ですが、

一方で「ま、余裕でしょ」と思える楽観さも欲しい。

とはいえ、現実はそう簡単にはいきません。

そこで求められるのが昨日のような急な嵐を想定できる思考の柔軟さです。

 

朝、晴れてたって、ずっと晴れてるとは限らない。

人生も、今の状態がずっと続くとは限らない。

当たり前が当たり前でなくなる時がいずれはやってくる。

その時にしなやかにそれに向き合える柔軟さを、是非、身につけていってください。

ちなみに、

こういう、「現状を疑う視点」は、社会学でも不可欠ですよ。

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