月別アーカイブ: 12月 2016

「逃げ恥」と家事労働

「逃げ恥」と家事労働

こんにちは、まりもです。

 

とうとう先週「逃げ恥」が終わってしまいましたね~。

 

以前のブログでも書きましたが、

「逃げ恥」は社会学でいうところの

「あたりまえを疑う」を

フィクションの力ですごくおもしろく描いていて、

ほんとにおもしろかったです。

 

最終回でいちばんツボったのは、

家事の陣地取り合戦。

 

ふつう陣取り合戦って、

「とったものが勝ち」ですが、

家事はむしろ「とったものが負け」って感じが

すごくするんですよね~~。

 

あの決着は、

家事労働=無償だけど必要な労働の問題は

家族全員が主体的に取り組むことでしか、

解決されない、ってことなのかな~~とか、

考えてしまいました。

 

今回のドラマをみてもわかるように、

少女マンガは研究テーマの宝庫ですよ~~。

 

 

 

 

 

 

『プリンセス・メゾン』と女性のすまい

『プリンセス・メゾン』と女性のすまい

こんにちは、まりもです。

 

編入の入試のピークが過ぎ、

中ゼミでは、

このところ、ややゆったりした空気が流れています。

 

来年度のご入学についてのお問い合わせは、

今がチャンス!

 

ゆっくりじっくりお話しできますよ。

 

さて、今回は『プリンセスメゾン』と女性のすまい。

マンガを借りて読んだのですが、

「ほのぼの」で「じんわり」なのに

女性に「喝!」を入れてくれるような、

なかなかに芯のあるマンガです。

 

すまい、って実は生活の半分以上をしめるのに、

この日本では、おざなりにされてる気がします。

自分にあうすまいと街をさがすために、

労力を惜しまない主人公の沼ちゃんに、

「すまい」をめぐる一人暮らしの女性たちの話に、

「すまい」の質がわたしたちにどれほど大きな影響をもたらすのか、

を改めて感じます。

 

社会学でも、「住宅」や「マイホーム」を取り扱った研究がありますよ。

信州大学祐成保志先生は、

『〈住宅〉の歴史社会学――日常生活をめぐる啓蒙・動員・産業化』

のなかで、「住宅難」という感覚があることを指摘しています。

 

また、東京大学山本里奈先生は、

『マイホーム神話の生成と臨海――住宅社会学の試み』で、

住空間の変遷などを通して、ライフスタイルの根底的な変化を読み取る、

というものらしいです。

 

「すまい」に注目した研究もアリ!ですよ~。

「この世界の片隅に」と社会学的想像力

「この世界の片隅に」と社会学的想像力

 

こんにちは、まりもです。

 

「この世界の片隅に」という映画が、

口コミでひろがり、観客を動員しているそうです。

 

観た人によれば、

この作品の素晴らしいところは、

何の変哲もない、日々の営みを描いているところなのだそうです。

 

個人的な出来事の積み重ねの中から、

戦争という社会現象の怖さと哀しさが感じられる、

ということなのかなぁ?と想像していると、

ふと、

これってミルズのいう「社会学的想像力」なのでは?

と思うように。

 

ミルズは、『社会学的想像力』のなかで、こんなふうに書いてます。

 

一人の人間の生活と、

一つの社会の歴史とは、

両者をともに理解することなしには、

そのどちらの一つをも

理解することができない。

 

 

 

だからこそ、個人的なもの社会構造とをつなぐ

「社会学的想像力」が重要なんですね。

 

なんて言いながら、

わたしはまだこの映画を見ていないので、

真偽のほどは定かではありません。

 

ぜひ、みなさんも映画を見るときに、

社会学的想像力のことも思い出してみてください*^^*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

編入受験を考えている学生のみなさんへ――社会学とは

編入受験を考えている学生のみなさんへ――社会学とは

 

こんにちは、まりもです。

 

すっかり寒くなってきましたね~~~!!!

今日、杉並区役所の近くを通りがかると、

イチョウ並木が太陽の光をうけて、

金色に輝いていました。

 

おりしも、強い風のために

おびただしいイチョウの葉が舞い上がっては落ち、

舞い上がっては落ち。

金色の雪が舞っているようで、とても美しかったです。

 

いつも見慣れた風景も、

ほんのちょっと変化があることで、

ものすごく新鮮にみえることがありますよね。

 

社会学は、

それまで「当たり前」で「見慣れた」風景だったのもが

実は、「色つきメガネ」を通してみていた世界だったんだ!!と

わからせてくれるような、

すっごくおもしろい学問です。

 

って言っても、上述の説明で分かってくれる人はあまりいません^^;

 

社会学ってなにを研究する学問なの??

といわれることもしばしば。

 

そこで、これからちょこっとずつ、

いろんな社会学の先生方が言葉にしている「社会学とは」を

集めてみたいと思います。

 

今回は、明治学院大学社会学部社会学科の先生方へのインタビューから、

柘植あずみ先生のコメントをご紹介します。

 

私なりの理解では、

そこで生活している人たちが

「当たり前」だと思っている常識を疑い、

なぜ、それが常識になったのか、

それが常識になった結果

どのような社会が存立しているのかを

考えていく学問だと思います。

 

そして、

その社会の「常識」によって

権利が侵害されたり、

その社会を

窮屈だと感じていたりする人の声を聴き、

権利擁護に少しでも貢献しようとしている

学問だと思っています。

 

他にも、所属の先生方のインタビューがたくさん掲載されていますので、

社会学を学んでみたいなぁ、という学生の皆さん、

ホームページをのぞいてみてくださいね。

 

明治学院大学社会学部社会学科

社会学とはどのような学問か

http://soc.meijigakuin.ac.jp/gakka/about/