月別アーカイブ: 5月 2011

連想ゲームじゃないけれど。

連想ゲームじゃないけれど。

こんにちは、赤い実です。
梅雨どころか台風だそうです。
気が早いにもほどがある。
被害が出ませんように。
台風にはなじみの深い沖縄。
あまり意識することは無いのですが、
九州地方に属しています。
そして九州地方といえば福岡。
その福岡・筑豊の炭坑の労働や生活を描いた
山本作兵衛(1892~1984)の絵画や日記697点が、
ユネスコの世界記憶遺産に登録されることが決まりました。
1992年から実施されているこの遺産に、
日本国内から登録されるのは初です。
ちなみに代表的な登録例はアンネの日記やフランス人権宣言など。
誇らしいことではありますが、
ここで興味深い話題が。
世界記憶遺産として登録される話があった際に、
炭鉱側の担当者は当初炭鉱の事務所を候補として挙げました。
ところがユネスコ側はより現場に近い労働者自身の声を、との考えから、
今回の登録決定に至ったようです。
世界が残すべき記憶として注目した炭鉱の歴史。
日本人である私たちもこれをきっかけに注目してみるといいかもしれません。
さて、昨日のバラックさんも言ってましたが、
校内生の皆さん面談に来ましょう。
何を相談したらいいのか分からないのに面談?
と思うかもしれませんが、それでいいのです!!
どうぞ手ぶらで相談しに来てください。
そして、社会系MLに登録もしましょう。
貴重なお知らせを受け取れない時もあるかも。

マーチ紹介ファイナル・法政

マーチ紹介ファイナル・法政

とうとう梅雨に入ってしまいましたね。いや雨は嫌いじゃないんですが、雨が続くと洗濯物が・・・太陽不足でセロトニンが・・・とまあ何かと弊害が出てしまうんですよ。しかし日本人女性の肌が美しいのは湿度が高いおかげという俗説があるそうです。嫌なものでも何かに役立っていると思えば嫌じゃなくなる、かもしれない気がしないでもありませんよね。そんな具合に一生懸命マインドコントロール
ちなみに「嫌いじゃない」という表現はツンデレっぽい気がするんですが気のせいでしょうか
というわけでこんにちは、バラックです。
最近は面談がわりと入るようになりブログにタッチできる時間がとれずずいぶんと間があいてしまいました。勢いに乗ってMARCH紹介を終わらせたかったんですが。
いやでも皆さん、総合科の方は1学期中に面談を10回は消化しないと大変もったいないので、ぜひ使い切ってください。英語や論文の授業でやった添削を持ってくるも良し、要約練習に使うもよし、色々な先生を回って学習相談を繰り返してみるもよし。
あとはモチベーションが下がった時など先生と話すとわりと効果的ですよ。もちろん人によりますが。
さて、そんなわけで本題のマーチシリーズです。Hは法政のH、というわけで
最後を飾るのは社科学系で人気を誇る社会学系編入の雄、法政です。
法政はMARCHの一員というゆえに人気があるだけでなく、大きな特徴として受験できる学部・学科が多くアタックチャンス(児玉さんのご冥福をお祈りします)がたくさんある、というのがあります。
社会学系だと社会学部だけじゃないの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
そうです。社会学部です。しかしただ社会学部だけじゃないんですね。
まずポイント1。 2年次編入と3年次編入の両方を実施している。
これが何より大きい。
編入を実施しているほとんどの大学は3年次編入になります。あるいは数少ない2年次編入でも2年次しか実施していないところ、例えば明治の情コミなど、もあったりする中で、2年次・3年次ともに実施というのは大変にありがたいわけです。
だって純粋に選択肢が2倍になるわけですから。
自分の学力、毎年の倍率、周りの人がどこを受けるのか、入った後何年やれるか、など様々な条件を考慮しながら2年次と3年次どっちを受けようかな、という風に選べるわけです。そして皆がそのように選ぶわけですから、うまく受験生が分散してくれるわけですね。受験生が分散する、ということは合格する可能性も高くなるというわけです。
ポイント2.受験可能な学部・学科が多い。
さて、前述した社会学部は3つの学科に分かれています。社会学科、メディア社会学科、社会政策学科の3つ。そして社会学部だけではありません。社会学系がターゲットとできるのはキャリアデザイン学部、現代福祉学部、人間環境学部もあります。
社会学部(社会、メディア社会、社会政策)とキャリアデザインはどれも2年次と3年次を実施、現代福祉学部は2年次のみ、人間環境は3年次のみになりますが、社会学系編入の人が法政を志望した場合、選択肢が全部で10個もあるのです。
もちろん残念ながら10こ全部受けられるというのではなく、10個から自分の勉強したいこと、倍率、キャンパス(たとえば市ヶ谷か多摩か)などなどを考慮して1個に絞っていかなくてはならないわけですが、それは皆同じです。
だから中ゼミで10人法政に行きたいという人がいたら、10人で一枠を争うのではなく10人が別々のところを受ける、ということが可能になるわけですねーすごい。
名前の通り、人間環境は環境問題系を勉強していくところです。環境に少しでも興味があるならここを受けてみると良いでしょう。現代福祉は合格者が例年ほとんどいないのでちょっと難しいかもしれません。キャリアデザインはとにかく浅く広く意欲を持って何でも学びたいという人向きです。社会学部の中でも入りやすいのは政策よりも社会とメディア社会になります。
そしてポイント3:12月の試験
ということで編入試験の流れの中ではわりと後半目に位置するんですね。ということはすでに試験慣れした状態で受けられる、他に合格がでた状態で受けられる、他に受かった人が受験しない、準備をしっかりできるといった様々なメリットがあります。
中ゼミ社会学系でこれまで法政に受かった方は、実は合格がこれまで一個も出ていないでの合格、といった方もわりといらっしゃるんですね。実力的には社会学系の中で中の中から中の上で受かっていますよ!
というわけでマーチの真打、法政はおすすめもおすすめ、三ツ星級のおすすめ校といってもいいくらい(言い過ぎ)なんですねー女子大が受けられないというハンデをお持ちの男子の皆さん、法政はとりあえず目指してみると良いと思います。
とはいってもやっぱり受かっている方は最後まであきらめずに勉強を続けられた方です。モチベーションを高くがんばっていきましょう。
すでにお知らせされていると思いますが、6月11日土曜日は編入フェアというイベントが開催されます。編入を実施している大学の担当者の方がいらして直接質問ができたり、色々な大学の資料が並んだりと編入に向けての情報をがっつり集められるだけでなく、志望理由書セミナーで志望理由書とは何ぞやという話を聞いたり、分野別にわかれての説明や、合格者の方も何名か来て話をしてくれるんですね。
合格者の方・・・と言っても前回のフォロー週間で話を聞いたからいいや、と思わないでくださいね。今回は最難関大阪大学の合格者の方もいらっしゃいますし、前回とは違う顔ぶれがそろいますので、まだまだ貴重な体験談が聞けると思います。前回来なかった人も前回来た人もぜひぜひ参加してください。
大学紹介もここまで早稲田、筑波、明学、マーチとやってきましたので、次回は目先を変えて地方国立大に移りましょう・・・多分。

コンゴで。

コンゴで。

こんにちは、赤い実です。
暑かったり寒かったり激しいですね。
みなさん、体には気をつけてください。
さて「リプロダクティヴ・ヘルス/ライツ」というのを知っているでしょうか。
人間の生殖システムに関するあらゆる側面において、
身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態にあることを目指すためのものです。
人々が安全で満ち足りた性生活を営むことができ、
子どもを持つか持たないか、いつ持つか、
また、何人持つかを決める自由をもっていることを意味していて。
1994年のカイロ国際人口・開発会議で採択された文章に基づいて作られたものです。
通常、女性の権利やジェンダーの問題において触れられることの多いものですが、
今、この権利がある民族の将来にも関わる問題となっています。
コンゴの少数民族であるピグミー系アカ族が、
近い将来消滅してしまう危機に陥っています。
そこには様々な問題がありますが、
その一つに人口増加の要である、
妊産婦と乳児の死亡率の高さが挙げられます。
森林の奥を主な生活圏にしている彼らは、
ほとんどの場合出産もそこで行うことになります。
民族の中の伝統や慣習とのかかわりもあり、
それらを変えることは困難でしょう。
けれど、民族そのものの未来がかかっている現状を前に、
上記のリプロダクティヴ・ヘルス/ライツの活用が有力視されています。
女性・家族・民族・伝統・慣習・・・
このニュースには社会学的なテーマが多分に含まれています。
日本に中で生活しているとあまり実感のない少数民族問題ですが、
国境を越えた人々の意識のありように思考を拡げることも、
社会学・文化人類学が求められる重要な責務であり、魅力です。

農村。

農村。

こんにちは。赤い実です。
珍しく宣伝から。。
中ゼミトップページにも大きく出ていますが、
来月6月11日(土)は大学編入フェアです。
授業は無く、大学の先生や合格者の方に話を聞いたり、
志望理由書についてのガイダンスを受けられます。
校舎全体がイベント会場となり、ちょっとした騒ぎです(笑)。
情報収集のため、また、モチベーションの粘性を上げるためにも、
是非、顔を出してみてはいかがでしょうか。
さて。
「農村社会学」という分野があります。
主に日本の農村の実体を調査し、
そこから社会の問題を見つめるものです。
その第一人者といえる人の、
「わき道」的な書籍に触れる機会がありました。
かつて調査に訪れた村を再訪し、
専門的でない視点から見直すという内容でした。
現場に触れる新鮮さを訴える内容はもちろんですが、
そこで触れられる農村がことごとく
「限界集落」であることにも興味を惹かれました。
その中には東日本大震災の被災地も含まれています。
日本の中に残る農村がほぼ限界集落となっている実態。
限界集落であったがゆえに受けた被害や影響。
震災だからテーマにする、というのは誤解を生みそうですが、
震災をきっかけに注目されなかった分野が
注目されることはあり得ることでしょう。
そもそも農村とは何なのか。
そこが限界集落となる原因は何であるのか。
人々の生活の根本の根本を支える「農」村について、
改めて考えてみるのもいいのではないでしょうか。

五感。

五感。

こんにちは、赤い実です。
最近、早起きして洗濯して、
出勤前にはほぼ乾いた洗濯物を取り込めるのが嬉しい。
梅雨入り前のささやかな幸せです。
こんなことができるのも、
季節が進んだから。
まだ雪の残る3月に起きた地震から、
はや二ヶ月半が過ぎようとしています。
東京が暖かくなったのと同じように、
被災地も初夏を迎えているわけです。
かつてほどではなくなったけれど、
私たちは一日のうちで必ず一度は、
どこかの被災地の写真や映像を見ます。
そしてその度に傷の深さを思い、
被災したみなさんにとっての真の復興とは何かを考えるわけです。
それだけ写真や映像は強い力を持っています。
けれど、そこからはどうしても感じ取れないものがあります。
嗅覚にうったえるもの、つまり
「におい」
です。
地震直後には、ずれた断層や崩壊した木材やコンクリートのにおい。
津波によってさらわれた場所では、潮のにおい。
そして今はおそらく、気温上昇に伴って進行する様々な意味での分解のにおい。
いわば喪失と停止のにおいが満ちているのです。
写真や映像の発達によって、
その場にいない人間でも知ることのできる情報は格段に増えました。
しかし、その場に行かなければ、身を置かなければ分からないものもある。
もちろん、においだけではないでしょう。
目に見えぬ様々なものに囲まれて、
そうしてはじめて私たちは生きていける。
そのことを改めて考えさせられます。
ここで私は写真や映像の限界を言いたいのではありません。
見えるものをはっきりと見せることによって、
人に、視覚や聴覚以外の存在を意識させる。
それができるのは写真や映像だけです。
五感を駆使して世界を感じること。
社会の問題を切り取らんとする社会学でこそ重要です