国立(含む公立)理系編入試験の出願について

2020年2月12日

編入試験を受験される皆さんの多くは、「併願」をされていることと思います。

併願で注意するべきポイントをいくつか紹介しましょう。

1)日程が早い学校や、募集人数が少ないところは要注意

なぜか、というと募集要項をすみずみまで目を通してみると、合格後に
「入学確約書」を提出することを義務付けているところがあります。

ほんとうは、後日程のほうの大学が本命の第1志望なのに、先に合格してしまった
ほうの学科を(せっかく合格したのに)辞退しなくてはならなくなる。

・・・というリスクがあります。

もちろん、あまり併願していることを表立っては出せませんけど、これまで勉強してきた内容を「力試し」という形で受験される方もいらっしゃることでしょう。

まさに、蛇の道は蛇・・・といった感じでもありますね。

2)併願する大学を下見しない(できない)

すでに新学期がはじまって、新学年での在籍校における履修登録もすでに済ませ、さぁこれからというときに、

願書を入手→願書作成→必要書類をそろえる→志望理由書などを作成する→願書提出→
→→ 試験を受ける ⇒ 面接や口頭試問を受ける

といった具合に、矢継ぎ早に日程がすすんでいきますので、現実的に休みをとって志望校を見学に行くことは難しい方が多いようです。

しかしがら、まったくのアウェーということでも、合格後の生活や学習に影響が出ようというものです。

近年は、不動産賃貸市場も低値安定となっていますし、地方都市でもかならずコンビニやフランチャイズのスーパーやレストランのひとつやふたつはあるので、生活に不便はないでしょう。

問題は、交通アクセスです。

受験のために現在いる大学を休まなくてはいけない人は、なおさらです。

事前によく調べておくか、前日の夜までには現地入りをしておきたいところですよね。

理系のページにもありますが、参考までに昨年度の受験日程のリンクを貼っておきます。
参考になさってください。

(国立)https://www.chuo-seminar.ac.jp/science/pdf/H27rikei_kokuritsu.pdf

(公立)https://www.chuo-seminar.ac.jp/science/pdf/H27rikei_kouritsu.pdf