【独学か予備校か?(論文編)】

こんにちは。法学系スタッフのHHです。穏やかな天候が続き、日増しに暖かくなっているような気がします。ただ、花粉症の私は日に日に「顔」が辛くなっていきます。

今回は、編入対策は【独学か予備校か?】というテーマで、特に論文試験対策についてお話ししてみたいと思います。ここは中央ゼミナールのブログなので、予備校を利用した方がいいと言うに決まっているとお思いでしょう…。正解です。その通りです。しかし、それには理由があります。逆に言えば、これからお話しする点がクリアーできれば独学でも対策を立てられると言えるでしょう。

論文試験については、どのような形式でどのような内容が出題されるか学校によって大まかな特徴があります。したがって、論文試験対策の詳細は学校によって若干異なってきます。しかし、出題傾向は急に変わりますし、受験校の幅を広げるためにも、学校別の対策を立てるというよりも、どのような形式や内容で出題されてもそれに答えていけるだけの力が必要だと言えるでしょう。

では、その「力」とはどのようなものでしょうか?多くの学校で問われるのは、法学や政治学(両方の場合が多い)の知識を前提とした問題です。したがって、法学や政治学の分野で前提とされている程度の知識が必要とされます。これをざっくり言ってしまうと「入門書」や「基本書」、つまり標準的教科書のレベルの知識と言えるでしょう。

他方で、論文試験は、その名の通り「論述」することで問題に答えていくことになります。自分の文章を客観的に読むことのできる方は問題ないのかもしれませんが、自分が書いた文章は思っている以上に相手には伝わっていない場合が多いものです。また、それが一定の専門性をもった内容となると、その可能性は高くなります。したがって、問題やその中で示される課題文を読解し、それを文章で答えていくための論述力が必要になります。

このように見ると、論文試験で必要とされる力には、「インプット」して高めるものと、「アウトプット」して高めていくものがあると言えます。この両者を独力で行なえる場合、論文試験対策を独学で行なうことは可能です。つまり、教科書の内容を理解し覚え、それを正確で適切な文章で伝えることを一人で鍛えることができれば独学も可能でしょう。

しかし、実際、一人でこれらを鍛えることは難しいと思います。確かに教科書は一人で読むことができますが、どこを理解し覚えればよいでのでしょうか?また、どのぐらいの深さで理解し覚えることが必要なのでしょうか?また、そもそも理解できているのでしょうか?この辺りは、専門的知識を持った人(学校の先生や先輩など)に聞くことで克服できるかもしれません。しかし、より問題となるのは、自分の書いた文章がはたして正確で適切なのか、それが相手に伝わっているかということです。これを書いた当人が判断するのはとても難しいことです。つまり、論述力を高めようと思ったら他者の目が必要になるということです。

したがって、論文試験で問われる力を高めようと思ったら、専門家の目、他人の目がどうしても必要になると言えるでしょう。これを自前で調達できる方は、独学でも大丈夫です。ただ自前で調達できない方は、予備校の利用をお考えになってはいかがでしょうか?当校は、専門知識の教授だけではなく、専門知識を持った講師が生徒さんの書いた答案を添削し指導する形で授業が構成されています。専門家の目、編入試験について知っている他人の目をお探しの方は、一度ご相談してください。より具体的なアドバイスを差し上げることができますよ。

 【プレ学期】3月7日より全6回 「法学論文の書き方」14:35~16:25