今から始められること

こんにちは。HHです。

コロナウィルス感染症の影響が不透明な中で、先行きを見通すことが難しい状況ですが、このような状態であるからこそ、法政治系の編入受験を考えている方に向けて、今から始められることをお伝えしたいと思います。

まず、どのような学校を志望するにせよ、英語の試験はついてまわります。したがって、編入対策の手始めに一般入試で使った文法書、単語帳などを復習してみましょう。編入の英語試験は、長文和訳、長文読解が中心になります。その際、専門性のある内容を正確に読めなければならないので、基本的な文法や単語が身に付いていなければいけません。専門性のある長文を読めるようになる必要があるとしても、まずは基本的な文法や単語を復習してみましょう。

英語に関連して、TOEIC、TOEFLのスコア提出が求められる学校を志望する場合、まずは一度受験してみて、これからどの程度スコアアップが必要か考えてみましょう。コロナウィルス感染症の影響が不透明な中で、受験回数は限られてきます。スコアアップのための勉強を継続するかどうかを判断するためにも、今のうちに早めに受験しておきましょう。

専門論文の対策について、本格的な法学の勉強を始めるのは、早いに越したことはないですが、だからこそ基本的な読解力や論述力は必要です。読解力がないにもかかわらず、いきなり憲法、民法、刑法などの基本書を読んでも理解できないでしょうし、そもそも世の中についての前提知識なしに、内容を消化することはできません。

そこで、本格的な法学の学習を始める前に、まずは新聞などをしっかり読んで、世の中の仕組みや動向を理解するように努めましょう。それとともに、例えば『ニュース解説室へようこそ』(清水書院)や『現代社会ライブラリーへようこそ』(清水書院)といった副読本で、現代社会の知識を補ってもよいかもしれません。また、少し古くて難しいですが、渡辺洋三先生の『法とは何か 新版』(岩波新書)などの新書で、入門書に触れるのもよいでしょう。すべてを一度に理解しようとするのではなく、全体像を捉えることを目的にして、複数回読むことをお勧めします。試験が近づいてくると、このような本を読む機会を逸するので、年度が変わるこの時期に触れてみるのがいいのではないでしょうか。

専門論文でもう一つ欠かせないのは論述することです。知識があっても、それが表現できなければ評価されません。評価されるためには、読み手に伝わる文章が書けなければいけません。そのためにも、文章で表現する機会をつくって、文章表現を練習してみましょう。例えば、新聞の社説の要約やその論評、読んだ新書をまとめてみる、関心のあるテーマについて自分の考えを展開してみるなど、とにかく文章で表現する機会をつくりましょう。そして、それを他人に読んでもらえればなおさらよい。自分が思っている以上に、自分の真意は伝わらないものです。伝わる文書かどうか評価してもらうといいでしょう。

以上の作業は今からでも始められることです。お金もあまりかからない。目的をもってできることから始めてみる。不透明な状況であっても、編入に向けての一歩を踏み出すことは可能です。

当校では、いつからどのような勉強をすればよいかご相談を受け付けています。電話やメールでお気軽にどうぞ。入学相談や説明会などにご来校くだされば、さらに個別の事情に応じた詳しい編入対策についてお伝えできると思います。ご相談をお待ちしております。

春の新年度準備講座                              「法学の論点と論文の書き方」(土曜日14:10~16:00)3月7日より全6回