調べる(確認する)習慣をつけましょう

こんにちは。法学系スタッフのDMです。

先日の入学相談の際に、志望理由書や研究計画書のテーマの決め方について相談を受けました。一通りの流れをお話しするのは対応するガイダンス(編入向け大学院向け)がありますから、キッカケとなる技術というか、そのための習慣付けの方法についてお話ししました。

この意味では受験のいろはに当たると思いますが、考えてみると「学ぶ」うえでも大切な習慣であると言えますので、今日はこのお話し(「調べる(確認する)」習慣について)をします。

通常、大学などで講義を受ける際・科目登録をする際に、皆さんはシラバスの該当ページを参照し、そこに教科書や参考書が指定してあるのを目にすることと思います。シラバスで講師が教科書や参考書を指定する主な理由は「講義する内容を理解するキッカケとして」あるいは「講義内容を修得する補充教材として」というところにあります。

 

最近は教科書と違う趣旨主張について講義しているといってクレームをつける人もいるぐらい受講生が様変わりしていると聞いたことがあります。しかしながら、上記の理由に照らせば、教科書と異なる趣旨主張について講義してもクレームに値するものでないことは明らかです。

 

ここで大事なことは、講義を聴講したうえで、教科書・参考書などを読み込みながら、講義において問題とされた内容について「学ぶ」ことにあります。これが高校までの教育と大学からの教育の大きな違いでもあります。平たく言えば、知識をインプットして試験で正確にアウトプットすることを要求するのが高校までで、大学からは知識をインプットしながら実社会の問題に即して自分の考え・主張を組み込みでアウトプットすることを皆さん一人ひとりに要求しているのです。

難しいなと感じられるかもしれませんが、そのポイントはシンプルです。すなわち、自分の考え・主張を組み込む中で、これまでの考え方や主張を踏まえていること=独り善がりのものでないことを読み手に伝え、そのうえで合理的あるいは実現可能性を期待できる自分の考え・主張を提示しているかどうか、です。この基準が単位認定の評価基準のだいたいに一致していますから、言ってみればこれが最低限の合格基準なのです。

そうすると、問題は「どうやってこれまでの考え方や主張を学ぶか」ですね。講義ごとに指定される教科書や参考書はその一部と言えます。しかし、それだけで十分とは言えません。(色々な事情があるのですが)シラバスでは本当に最低限のものしか示していないことがほとんどだからです。

そこで、調べる(確認する)習慣をつけることが大事になるわけです。

これまでは「Google博士を卒業してCiNii(サイニィ)で調べてみよう」と言って済ませられたのですが、将来的にCiNiiのサービスが終了することになりました。これは日本政府(国)の方針によるのですが、J-STAGEに集約することになりました。

しばらくの間はJ-STAGEとCiNiiを併用する、さらには発行元の機関レジストリを活用することになります。

 

J-STAGE https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/
CiNii http://ci.nii.ac.jp/

 

あと、蛇足を一つ。調べる(確認する)作業をした記録をどうやって残しておくかも大事ですね。ここでのポイントは、自分が再び調べたり、確認したりする際にスムーズにできることです。主な方法を以下に紹介しておきます。

 

(1)「文献カード」を利用する。
A6判のカードや大きめのポストイットで十分対応できます。ストックしていく中で分類整理し、自分なりの思考を具体化していきます。
(2)AccessやExcelなどを利用する。
入力時や一覧表示時にカスタマイズしやすい点以外は(1)と同じ。
(3)Mendeleyなどの文献管理ソフトを利用する。
クラウド上で文献を管理するため、紛失する可能性がほぼありません。

 

自分なりの調べ方・確認の仕方を確立してください。

DM

 

 

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